岡山市民の文芸
現代詩
第53回(令和3年度) 第52回(令和2年度)
和箪笥の中は 友がひとつ卵を置いていったのだとしたら
楽しい頭 風に手渡すように
味わう 空前
この世で一番 キャンペーン
さいご 記憶



第51回(令和元年度) 第50回(平成30年度)
グレーゾーンの中で 永く永く続けたい
鬼頭村
青へと 手をつなぐ
宇宙船に暮らす 漂う一日
母の手 まがりかど



第49回(平成29年度)
いくたびの藤
含羞草
空を見上げては
桔梗色の空
親父の野球帽
第48回(平成28年度)
花一輪、女の一生
招待状
伝言
最後の言葉
「いいこと貯金」のススメ


第47回(平成27年度)
傳三郎太鼓
腹時計
また生命へと
来訪者
宝石
第46回(平成26年度)
記念曲
天を向く
時刻表
つながる
まんなか


第45回(平成25年度)
蝶結び
影法師
レッドカーペット 二人
真夏の贈り物
望潮(しおまねき)
第44回(平成24年度)
春に洗われた野に
インド考
かげぼうし
真夜中の果物(フルーツ)
受け継がれる命


第43回(平成23年度)
熊坂山
スイートピー
祖母
蝶々と娘
「しつけ」る
第42回(平成22年度)
ブルーグレーの海を見ている
犬島
母の背中
虹色の糸電話
父の一言


第41回(平成21年度)
うらじゃ踊り
こころの花
脈打つ
なぜ逝った
コトバムシ
第40回(平成20年度)
ウィンドウ(窓)
さくら色の花の下
キャベツ
草を抜く


第39回(平成19年度)
受け取る
子馬のように
越える
華の道
長い手紙
第38回(平成18年度)
僕生まれてきてラッキー
小さな駅で
通り雨
無言の未来


第37回(平成17年度) 
前 へ
手を合わす
トマトの時間
快感原則
めざめて
第36回(平成16年度)
紙を漉く
病棟にて
三千年の記憶
冷たい土
エメラルドグリーンの地球になる


第35回(平成15年度)
箸を尖らせて
部屋
綿の実
葉桜
妬心
第34回(平成14年度)
川辺にて
洗顔
真夏の昼さがり
永い夜に
未来の記憶


第33回(平成13年度)
今日という日
銀の鋏で
遺伝子
かぼちゃ
サボテンへ
第32回(平成12年度)
雷鳴
山頂にて
願い
これからの夏
海の記憶


第31回(平成11年度)
骨仏
夜明けに
掃除機
軌跡
九年めの夏
第30回(平成10年度)
春は
セピア色の記憶
雨の日の午後三時
遠い記憶
時を刻むもの


第29回(平成9年度)
海図
埋み火
いつか
いつか おとなになるきみに
悠久
第28回(平成8年度)
霧笛
暮れかかる「時」の
はつなつの雨
肌色のパンティストッキングをはぎ取って
疾走


第27回(平成7年度)
まひるまの五月
残照
深夜生まれ来るものは
目をとじれば
発信
第26回(平成6年度)
二元の時間
「春」が来て
4メートル30の未来―木村和成くんに捧ぐ―
一本の矢のように
流れゆくもの


第25回(平成5年度)
白い糸
たわわな葡萄を
歯車
とどけもの
黒蝶
第24回(平成4年度)
忘れ水
カイコは 歩き廻らない
送るということの
隧道
古井戸


第23回(平成3年度)
朝の水底に
眠れない夜のために
迷霧
カーテンコール
第22回(平成2年度)
隔たり
燃え立つ樹のように
喪失
白いエプロン
盆花


第21回(平成元年度)
余滴
ひとりよがりの散歩道
迷子札
秋の日に
第20回(昭和63年度)
開ききった薔薇を見るのは
挽歌
コンタクトレンズをはずしたら
慕情


第19回(昭和62年度)
しまい風呂
祈り
夢野原
第18回(昭和61年度)
ある曲面で
抜け殻
薄暮
挽歌


第17回(昭和60年度)
夜に想う
献血
コノハチョウ
憧憬
九月
第16回(昭和59年度)
針供養
妄想
変奏曲
鬼灯
傷み


第15回(昭和58年度)
夜(運動公園にて)
ある黄昏
私に声を掛けないで下さい
スパーク
岡山港
第14回(昭和57年度)
疑問
スプリンター
家族の肖像
鬼よ、あっちに ―非行少女の叫びから―
いのち


第13回(昭和56年度)
あこがれ
夜更のブランコ
狐花
映像
悲しみ
第12回(昭和55年度)
秋の夜のファンタジー
白昼夢
L・Lサイズなる話
幼年時代
あした


第11回(昭和54年度)
秘密販売人
コミュニケーション
黄色い花
我が子への鎮魂歌
秋ニ題
第10回(昭和53年度)
少女
ホワイト
西川河畔
秋ニ題

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