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岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」(69)7月27日号

[2016年8月12日]

ID:12302

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大きな可能性を感じたマレーシア訪問

こんにちは。岡山市長の大森です。

去る7月20日から22日の間、近年経済成長が著しく、将来性豊かな国と言われるマレーシアを訪問し、現地で様々なプロモーション活動を行いました。

これは、広島市長と高松・松山両市の副市長とともに行ったもので、実質2泊という強行軍でしたが、短い滞在時間の中でも多くの成果を挙げることができたと思っています。

とりわけ、7月21日から27日にかけて、イオンマレーシア3店舗で開催された物産フェアには、4市から企業35社(うち26社がマレーシア初進出)が参加。

4市揃ってのイベントで広いスペースを確保できたこともあって大変な盛況ぶりで、「瀬戸内ブランド」を存分に売り込むことができました。

岡山市からも、12社(うち7社がマレーシア初進出)がフェアに参加し、白桃やぶどう、ハラル認証を受けたきびだんごなどをPR。

どの品もクアラルンプール市民の好評を博していましたが、中でも、マレーシアでは今、抹茶がブームとのことで、今年新作の抹茶のきびだんごが大人気で、私も食べてみましたが、ほんのり香る抹茶の風味がとても美味でした。

また、予想以上に富裕層の来客が多く、当初は、高価であることから売れ行きを心配していた白桃なども、私の目の前で10個まとめて買っていかれた方がいたほどで、旺盛な購買意欲を目の当たりにし、今後の展開にも大きな可能性を感じた次第です。

そして、マレーシアから瀬戸内へのインバウンドの推進に手ごたえを感じることができたことも大きな収穫でした。

現地滞在中は、物産フェアや観光セミナー、現地旅行会社への訪問など、様々な場面で瀬戸内の魅力をPRしましたが、日本に何度も来たことがある富裕層の方でも、行き先の多くは東京・京都・大阪などのゴールデンルートが中心であることから、訪問を重ねるごとに新鮮味が薄れているというのが正直なところのようで、今回、瀬戸内へのツアーに大きな関心を持っていただけたことは、本当に嬉しいことでした。

また、マレーシアに限らず、海外からの観光客は体験型のツアーを好む傾向にあるようで、香川のうどん作りなどは非常に人気が高いとのこと。

岡山では果物狩りなどのほかに、どんな体験ツアーが提供できるのか、今後、検討していく必要があると思っています。

今回の訪問における最大の意義は、近接した瀬戸内の中心4都市が連携して「瀬戸内ブランド」を強力に発信できたことです。

これを1市だけでやろうとするとブランド力などがどうしても弱くなってしまい、おそらくここまでの成功を収めることはできなかったでしょう。

岡山市では、今後、4都市での協調と競争を行いながら、瀬戸内圏域全体の発展につなげていきたいと考えており、今回のような4市揃っての取組も継続的に行っていきたいと思っています。

最後になりますが、今回のプロジェクトは、大使公邸にマレーシア日本経済協議会会長のアズマン・ハシム氏をはじめ、多くの旅行会社や政財界関係者を招いて賑やかなプレゼンの場を与えていただいた、在マレーシア大使で私の友人でもある宮川氏や、ご多忙の中、会場に駆けつけてくださった、ローム・ワコー(株)名誉会長の吉岡氏並びに(株)全備社長の竹原氏、そして、プロジェクトの立ち上げのきっかけを与えていただき、物産フェアの開催にも多大なお力添えをいただいたイオンリテール(株)社長の岡崎氏など、多くの方々のご尽力により大きな成果を挙げることができました。

この場をお借りして、改めて厚くお礼申し上げます。

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