こんにちは。岡山市長の大森です。
先の日曜日(4月13日)に、岡山市牟佐の集荷場において、黄ニラ生産農家の方と黄ニラのばらずし、おひたし、味噌汁という、まさに黄ニラづくしの昼食を囲んでの懇談会を行いました。
黄ニラと言っても、岡山以外の人はあまりご存じないかも知れませんが、文字通りの美しい黄色が目に鮮やかな、岡山が誇る特産品です。
生産農家の方の説明によると、栽培のポイントはニラに光を当てずに成長させることにあるとのこと。しかも、一般的な緑色のニラを一度刈り取った後(収穫した緑色のニラはそのまま食べるか、家畜の飼料に)、再度出てくる葉を遮光して育てているそうで、非常に手間がかかっています。
このように丹精込めて育てられた黄ニラは、柔らかな食感で甘くて風味があり、お世辞抜きで大変美味な上に、カロリーが少なく、整腸作用もあるそうです。
我が家でも、その前日の土曜日の夕食に妻が豚肉のソテーを作ってくれましたが、そのソースが大変おいしかったので作り方を聞いてみたところ、タマネギ、ほうれん草などの野菜を炒め、かつおぶし、酒、黄ニラ醤油を加えたもので、特に黄ニラ醤油が重要とのこと。
まさに黄ニラは料理を引き立て、食卓を1ランクも2ランクも豊かなものにしてくれる万能食材です。
このように書くと、今回のメールは黄ニラの宣伝ではないかというご指摘もあるかも知れません。
それでも、黄ニラ部会をまとめておられる伏見さん親子、「黄ニラ大使」としても有名な植田さん、そして、資生堂を脱サラして岡山に戻ってこられた井上さんご夫妻など、岡山が誇る黄ニラを多くの方に知ってもらい、食べてもらおうと懸命に努力している若い方たちの姿に触発され、私もメールを通じての宣伝役を買って出ているところです。
その他にも、先日お会いした、生のまま食べられる甘いとうもろこし(「おひさまコーン88」/糖度はぶどう並みの18~20度)などを作っている大園さんや、ドラゴンフルーツ・ぶどうなどを作っている大内さん、さらには新規営農者で酪農やフルーツ栽培などに挑戦される方など、前向きに農業と向き合っている若い方たちと話をしていると、こちらまで気持ちがワクワクしてきます。
とは言え、わが国の農業従事者の平均年齢は約66歳と、若い担い手の育成が急務であり、多くの若者が後を継ぎ、次世代へと継承することができればと思っています。
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