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岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」(66)5月11日号

[2016年5月30日]

ID:12280

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甚大な被害をもたらした平成28年熊本地震

こんにちは。岡山市長の大森です。

去る4月14日と16日に発生した、熊本県熊本地方を震央とする大地震では、熊本県益城町で史上初めて同一地点で2回の震度7が観測されたのをはじめ、熊本・大分県一帯に甚大な被害をもたらしました。

そして、今もなお余震が相次いでおり、不自由な暮らしを余儀なくされている方が大勢いらっしゃいます。

熊本は、私自身、同県の課長時代に約3年を過ごした思い出深い場所であり、被災地の状況を伝える日々のニュースや、当時の友人からの「私は無事ですが…、東北の皆さんのご苦労が身に染みて分かりました。皆で力を合わせて頑張ります。」とのメールには、被災された方々の日常生活を失ったことへのご労苦がうかがわれ、胸が詰まる思いがしました。

改めて、このたびの震災によって亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された全ての方々に心からお見舞い申し上げます。

震災の発生から間もなく1か月を迎えようとしていますが、この間、緊急消防援助隊や災害医療派遣チーム(DMAT)、警察、自衛隊などの関係機関をはじめ、全国から集まった自治体職員やボランティアなど、関係者一丸となっての救援・救助活動が行われています。

岡山市でも、震災の発生を受けて、政令指定都市の仲間である熊本市に、現在まで延べ約530人の職員を派遣していますが、これまでの支援活動を通じて感じたことは、事前に全国20の政令指定都市間で取り決めた行動計画が非常に上手く機能しているということです。

具体的には、被災した熊本市とは別の幹事市(今回は広島市)が、各市への支援の割当等を担当することでスムーズな対応が可能となり、より効果的な被災地支援につながっていることから、発生が予見できない自然災害に対しては、何よりこうした事前準備が大切であると、改めて実感したところです。

また、先日、私が、国際友好交流都市である中国・洛陽市と韓国・富川市を訪問した際には、現地の方からお見舞いの言葉や義援金をいただき、世界中の人々が遠く離れた被災地のことを心配し、支援の手を差し伸べてくださることを肌で感じることができました。

そして、地元岡山の市民の皆さんや企業・団体からも多くの義援金をいただくなど、国や地域を越えて、多くの人々が被災地への思いで心を一つにしているように感じ、本当に嬉しく思うとともに、岡山市としても、被災地の一刻も早い復興を願い、今後とも、できる限りの支援をしていきたいと考えています。

岡山市では、このたびの震災を教訓として、今まで以上に防災対策に万全を期していきたいと考えておりますが、皆様にも、いつ起こるか分からない自然災害から身を守るため、日頃から、家具等の転倒・落下を防止するなどの対策を講じていただきたいと思います。

例えば、寝ているときに家具が身体に落ちてこないようにすることは、ご自身やご家族の命を守る上で、非常に重要なことであり、すぐにでもできることです。今一度普段の生活を顧みて、最低限の備えだけはしていただきたいと思います。

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