こんにちは。岡山市長の大森です。
先日発売のある週刊誌で、心身ともに自立し、健康な状態で生活できる期間である「健康寿命」について取り上げられており、その中に、20大都市(熊本市を除く19政令市と東京23区)の「ピンピンコロリ」ランキングなるものが掲載されていました。
このランキングは、週刊誌の研究班がまとめたもののようですが、要は「平均寿命」から「健康寿命」を差し引いた「不健康な期間」の長さを比較したものとのこと。
しかし結果は、なんと岡山市は最下位の20位(12.59年)。1位の浜松市(9.52年)と比べて「不健康な期間」が3年以上も長いという衝撃的な結果でした。
そこで、これは一大事と厚生労働省研究班がまとめた20大都市の「健康寿命」のランキングも調べてみると、浜松市が、男性(72.98歳)、女性(75.94歳)ともに、20大都市中トップであるのに対し、岡山市は、男性18位(69.01歳)、女性15位(72.71歳)と「健康寿命」でも大きな開きがありました。
記事の中では、「健康寿命」が長い要因として、
などが挙げられていましたが、それ以外にも、医療・福祉施設の状況や先日メールマガジンでご紹介した、歩くことをはじめとする運動量の多さなど、様々な要因が影響を与えているのではないかと思います。
今後、高齢化がさらに進む中で、「健康寿命」をいかにして延ばしていくかは重要な課題であり、今後、市役所として何ができるのかということについても考えていかなければならないと思っています。
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