こんにちは。岡山市長の大森です。
一昨日(12月25日)、第2回目の「市長と大盛トーク」を開催しました。本題に入る前に、まずは「大盛トーク」とは何かについてご説明します。
今年6月、私は、岡山操山高校を卒業して以来、40年ぶりにふるさと岡山に戻り、市長選に挑戦しました。
いわば、岡山ではゼロからのスタートでもあり、6月以降、市内をくまなく回って様々な意見を伺いましたが、半世紀近い時代の流れを経て、岡山市は街の様相が大きく変わり、合併を重ねてエリアも大きく広がった中、それぞれの方の意見も、私の持つイメージとは大きな乖離があり、新たな気付きもたくさんありました。
そこで、市長になっても、このように市民から直接、話を聞く機会を持とうと思い、就任後、私の名前にちなんで「市長と大盛トーク」とネーミングした対話の場をスタートさせたところです。
「大盛トーク」の対象者は、当初から公募で市民に参加を呼びかけようと思っていましたが、これは準備に時間がかかるとのことで、来年2月からにせざるを得ず、それまでに開催する3回については、試行的にこちらからメンバーをお願いしています。
2回目の今回は、新成人たちと語り合いました。40も歳の離れた彼らと話が合うかなと少し心配でしたが、実にしっかりした青年たちで、私のことも考慮して話してくれたようで上手くいき、安心しました。
まず、彼らの岡山に対する誇りについて尋ねると、
などを挙げていました。
その後、様々な話題で話をする内に、徐々に緊張が解けてきたのか、色々な不満も出てきて、
といったことも話してくれました。
また、教育、特に「いじめ」に関しては、
などの話があり、先生との信頼関係が何よりも重要とのことでした。
以上が一昨日の様子ですが、彼らと直接、話をする中で、その内容以上に何となく彼らのことを理解できたような気がして、うれしい気持ちになりました。
彼らの主張を、どう具体的に市政に反映させるかという課題はありますが、まずは、彼らが持つエネルギーを正しく理解することが重要だと感じた次第です。
さて、早いもので今年も残すところあと数日。11月に創刊したこのメールマガジンも年内最後の発行となりました。
皆さんには、寒さ厳しい折、くれぐれも健康にはご留意いただき、輝かしい新年をお迎えになられることを、お祈りいたしますとともに、新しい年も飛躍に向けて挑戦を続ける岡山市に変わらぬ応援をいただきますよう、お願い申し上げまして、年末に当たってのご挨拶といたします。
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