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岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」(56)10月8日号

[2015年10月16日]

ID:12199

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メキシコで岡山のESDをアピール

こんにちは。岡山市長の大森です。

9月27日から10月1日までの間、ユネスコとメキシコシティ政府主催の「第2回学習都市国際会議」に出席するため、メキシコを訪問しました。

会議では、世界の市長がスピーチをするセッションがあり、アジア・太平洋地域からは私とともに韓国、また、ドイツ・ギリシャ・ジャマイカ・ブラジルなどの首長が自らの施策をアピールした中、私も岡山のこれまでのESD活動、特に公民館を拠点とした「ESD岡山モデル」についてスピーチをしました。
私にとっては、昨年の岡山での世界会議で多くの知り合いができた中でのスピーチであり、世界のESD活動をリードする岡山の名を一層広く発信することができたと思っています。

また、別のセッションに参加した際、OECD(経済協力開発機構)の課長からは、日本は知的レベルが高いが仕事にいかされていない。それは女性が社会で活躍できる環境が十分に整っていないからだといった説明があり、女性が輝くまちの実現に向けた取組をさらに進めていかなければならないと思いも新たにしたところです。

なお、会議に先立って開催された夕食会では、同じテーブルのドイツのハンブルク大学教授、メキシコシティの教育担当幹部、中国政府教育省の幹部の方々と、食事をしながら和気あいあいとした雰囲気の中でESDに関する情報交換をすることができました。

トランジットを含めて往復で20時間近くかかり、現地滞在は正味2日間となかなかハードな日程の中での会議出席でしたが、時差でフラフラになりながらも一定の成果を挙げることができたと思っており、今後も、岡山市内の関係者との協力に努めながら、岡山のESDをこれまで以上に積極的に情報発信していきたいと思っています。

私にとっては、今回が初めてのメキシコ訪問でしたが、特に印象的だったのは、とにかく渋滞が激しいこと。ホテルから夕食会の会場までの3kmほどの距離を移動するのに1時間もかかるなど、あまりの混雑ぶりに驚かされました。

人口約900万人、周辺の地域も含めるとおよそ2,000万人もの人々が暮らす巨大都市であるメキシコシティは、貧富の差が大きく、治安も良くないことから、一定の収入を持つ市民は基本的に公共交通機関を利用せず、車で移動することが多いのが渋滞の最大の要因とのこと。このあたりは日本とは随分と事情が異なり、社会構造を変えるのは大変なことだと感じた次第です。

なお、滞在中はメキシコ料理もいただきましたが、ソースが非常に辛く、苦労しました。辛いものが苦手な方はメキシコに行かれる際にはご注意を。

最後に、滞在中、在メキシコの日本大使以下、大使館の皆さんには本当にお世話になりました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

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