岡山市長メールマガジン「伝説のおかやまの挑戦」（32）10月17日号

こんにちは。岡山市長の大森です。

皆さんは、岡山市の職員で、本年5月に国内最年長（45歳）で世界ボクシング機構（WBO）アトム級の初代王座となり、このメールマガジンにもご登場いただいた池山直選手を覚えておられるでしょうか。

その池山選手が、9月の初防衛戦に勝利し、見事にタイトル防衛を果たされました。これも男女を通じて国内最年長の快挙であり、岡山市では、この歴史的偉業を称えようと、人見絹枝スポーツ顕彰の市民スポーツ栄誉賞を贈ることとし、昨日、表彰式を開催しました。

この賞が贈られるのは、岡山南高校出身で、プロ野球の犠打世界記録を樹立した元巨人軍の川相昌弘氏に次いで2人目。市長室には、市役所の上司・同僚、さらには市議会の皆さんなど、立錐の余地もないほど多くの人々が集まり、みんなで池山選手を祝福しました。

普段の彼女は、物静かでチャーミングな女性で、ファイタータイプのボクサーというリング上での姿とは到底結びつきません。きっと凝縮したエネルギーがリングに上がると一気に爆発するのでしょう。これからも、2度、3度と防衛を重ねていかれることを期待し、応援しています。

なお、池山さんは、仕事面での評判も上々。これからも、福祉の仕事もよろしくお願いします。

※人見絹枝スポーツ顕彰
岡山市出身で、1928年アムステルダム　オリンピックの陸上女子800m走で銀メダルを獲得し、日本人女子初の五輪メダリストとなった人見絹枝の功績にちなみ、毎年、国際大会や国体などの全国大会または障害者のスポーツ大会などで優秀な成績を収めた岡山市に関係のある選手、団体、指導者を表彰するもの。
市民スポーツ栄誉賞は、その中でも特に歴史的な偉業を成し遂げた選手に対して贈られる。