岡山市長メールマガジン「伝説のおかやまの挑戦」（22）6月24日号

こんにちは。岡山市長の大森です。

2014ワールドカップブラジル大会は、早くもグループリーグが佳境に入り、各グループで続々と決勝トーナメント進出チームが決まっています。

中でも最大の驚きだったのは、ワールドカップ歴代優勝国が揃い、「死のグループ」と言われたグループDのコスタリカ。唯一、優勝経験がなく、苦戦が予想された中、2連勝で早々に決勝トーナメント進出を決めました。

その一方で、前回大会優勝の「無敵艦隊」スペインや「サッカーの母国」イングランドなど、優勝候補に挙げられていた強豪国が最終戦を待たずして敗退となるなど、予想がつかない展開の連続。世界の強豪が集うワールドカップの醍醐味を体感しています。

そして、我らが日本代表の第2戦、ギリシャ戦は、攻め込まれる展開が多かった初戦のコートジボワール戦から一転。圧倒的にボールを支配して攻め込んだものの、相手に退場者が出て数的有利に立ってからは、逆に徹底的に守りを固められて最後までゴールを奪うことができず、0-0のスコアレスドローに終わりました。

引いて守る相手の隙を突く縦パスを通すことができる青山選手が、3枚目の交代カードとして起用されれば、面白い展開になったと思うのですが・・・。ちょっと残念です。

とは言え、この試合で勝ち点1を獲得したことで、グループリーグ突破の可能性は第3戦まで残されました。

明日（25日）の第3戦で対戦するコロンビアは、ここまで2連勝で既に決勝トーナメント進出を決めているグループ内最強の相手ですが、日本はまず、勝利することが絶対条件です。

ここまで、まだ出場機会のない青山選手の活躍にも期待しつつ、今度こそ攻守に連動した「日本らしさ」を発揮して気持ちの良い試合をしてもらい、ぜひとも勝利をつかんで欲しいと思います。

日本の決勝トーナメント進出は、この試合に勝利した上で、コートジボワール対ギリシャ戦の結果次第。これまで初戦敗戦、2戦目引き分けから、3戦目に勝利してグループリーグ突破を果たしたのは、2002年日韓大会のトルコの一例のみと状況的には非常に苦しいところです。

しかし、ご記憶の方も多いと思いますが、この時のトルコは、決勝トーナメント1回戦で日本を破って勢いに乗りベスト4に進出。準決勝では優勝したブラジルに惜敗したものの、3位決定戦で韓国に勝利して3位入賞を果たしており、高いハードルを乗り越えたあかつきには、上位進出に向けて可能性が大きく広がります。

コロンビア戦のキックオフは午前5時。早朝ではありますが、みんなで日本代表の勝利とグループリーグ突破を信じてエールを送りましょう！

夢を力に。ガンバレ、サッカー日本代表！
（そしてガンバレ、ファジアーノ岡山！）