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岡山市長メールマガジン「伝説のおかやまの挑戦」(3)11月21日号

[2013年11月29日]

ID:12076

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こんにちは。岡山市長の大森です。

最近、岡山では、市民会館等の移転問題がよく議論されています。確かに、現在の市民会館は耐震上問題があり、耐震工事をするにはホールの真ん中に柱を立てなければならず、市民会館としての体をなさなくなるとのことで、移転ないし、現在地で新たに建設することが必要になるようです。

ただ、現在地は、岡山城跡の一画にあり、この地を岡山の歴史にふさわしいゾーンにしていこうという考え方から見て、ここに建てるのはふさわしくありません。したがって、移転が必要という結論になりますが、街のにぎわいなどにも大きな影響があることから、その移転先は重要な課題となってきます。

ただし、当然、その前にしなければいけないことがあります。移転といっても、今ある建物をそのまま移転するわけではなく、新しく建物を建てることになるわけですから、どのような機能を持たせるのかは極めて重要です。

私を含め、岡山を「文化の薫るまち」として発信していきたいと思っている方は数多くおられると思いますが、そのためにはどのような機能が必要なのか、様々な文化団体などの皆さんからも十分意見を聞きたいと思っています。

また、これも都市間競争ですから、他都市と比べてどれだけ優れ、どれだけ個性的なものをつくるのかも研究しなければなりません。劇場などの機能以外にも、コンベンション機能など他の用途に使うのも面白いでしょう。あるいは、民間施設と一緒になって相乗効果を持たせるという選択肢もあるでしょうし、運営主体そのものをどうするかの議論もまだこれからです。

そして、採算性を高めるために、PFIなどを利用するのか、有利な交付税措置のある合併推進債を発行して建設するのがいいのか、この点についても早急に詰める必要があるでしょう。

いずれにせよ、岡山市民にとって使いやすく、採算性にも優れ、「文化の薫るまち」づくりの拠点にふさわしい施設をつくり、岡山の街のにぎわいを一層増していきたいものです。

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