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岡山市長メールマガジン「伝説のおかやまの挑戦」(24)7月16日号

[2014年7月29日]

ID:12194

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備中高松城水攻めの歴史を知る「宗治ハス」

こんにちは。岡山市長の大森です。

去る13日の早朝、大雨の中、淡い色合いの可憐な花が印象的な、備中高松城の「宗治ハス」の蓮見会に参加させていただきました。

本丸跡近くの蓮池に咲くこの蓮は、昭和57年に岡山市がこの池の復元を行ったところ、地中深く埋まっていた約400年前の清水宗治公時代の蓮の種が自然に芽吹き、自生して現在の姿になっているとのことで、時代を超えて、宗治公がご覧になっていた蓮の花と同じDNAの蓮の花を目にしていると思うと感慨もひとしおでした。

時あたかも、NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」では、高松城水攻めの真っ最中。史実によると毛利家に忠義を尽くしたとされる清水宗治公は、ドラマの中でも「義の人」として描かれており、我々岡山市民にとっても大変誇らしいところです。

ドラマは大きな山場となる「本能寺の変」を迎え、次の日曜日は、清水宗治公自刃、そして「中国大返し」と、岡山の地を舞台に歴史が大きく動きます。

なお、蓮見会では、高松城址保興会の横田会長にご案内いただきましたが、その際、別棟の写真展示の中に昭和末期の足守川氾濫の様子を写した写真がありました。

何気なく記憶していたところ、ドラマの水攻めシーンの映像が、周囲の山の高さといい、湖に浮かぶ城の位置といい、この写真と非常によく似ており、精緻な描写に感心するとともに、種本を見つけたとも自負しています。

今回、ドラマで備中高松城が大きくクローズアップされたことは非常に嬉しいことであり、これをきっかけとして、今後とも、一人でも多くの方に高松城址にお越しいただき、戦国時代の歴史の大きな転換点の舞台を、じかに肌で感じていただきたいものです。

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