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岡山市長メールマガジン「伝説のおかやまの挑戦」(49)6月9日号

[2015年6月30日]

ID:12162

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「ESDに関するユネスコ世界会議」のその後

こんにちは。岡山市長の大森です。
今回は久しぶりにESDの話をしたいと思います。

お忘れの方もおられるかも知れませんが、ESDとは持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)のことです。

この概念は、昨秋の世界会議の時にもわかりにくいとのご指摘を数多くいただきましたが、わかりやすく言うと、環境保全、国際理解、防災など、様々な課題解決に向けた考えや行動を親から子、さらには孫の世代へと引き継いでいこうとするものです。

このESDのさらなる推進に向けては、昨秋の岡山などでの世界会議において策定された「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム」に基づき、新たな動きが今まさに始まったところですが、公民館やユネスコスクールにおける地道なESD活動、さらには世界会議の成功などにより、岡山の評価は世界的に高まってきているように感じます。

一例を挙げると、

  1. ユネスコから、今後、世界の先頭に立ってESDを推進していくキーパートナーに選ばれたこと。市レベルで選ばれたのは、岡山市とメキシコシティ、ドイツ・ハンブルグの3市のみ。
  2. 岡山ESDプロジェクト(岡山ESD推進協議会)が、ユネスコが世界各国のESDの優れた取組を表彰する賞の候補として、日本政府から推薦されたこと。

このように岡山のESD活動が高い評価をいただき、それが岡山市の情報発信にもつながっていることは、本当に喜ばしいことです。

ちなみに私は、去る5月23日、韓国・プサンの西に位置し、岡山市と同様にESD活動の盛んなトンヨン市を訪問しました。

現地では、ESD関連施設のオープニングセレモニーや会議に出席しましたが、数百人(各国のESD関係者もいるものの、ほとんどが地元韓国の方)を前にした最初の挨拶で「皆さん、岡山を知っていますか」と呼びかけたところ、多くの方々から「もちろん」という嬉しい答え。ESDの世界では、岡山の名が浸透しつつあるなと実感したところです。

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