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岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」(64)2月24日号

[2016年4月7日]

ID:12258

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岡山に春の訪れを告げる西大寺会陽

こんにちは。岡山市長の大森です。

去る2月20日に東区の西大寺観音院で恒例の「西大寺会陽」が開催され、私も現地で観覧させていただきました。

当日は朝から雨が降り続いていましたが、夕方までには何とか上がってホッと一安心(さすが、晴れの国おかやま)。会場は宝木投下の1時間ほど前から、境内を練り歩く男衆の熱気で異様な高揚感に包まれ、夜10時に宝木が投下されると盛り上がりは一気に最高潮に。福を求めて2本の宝木に殺到する約1万人の裸の男たちの姿は勇壮そのもので、本当に素晴らしい祭りでした。

また、当日は、全国から約6千人の方が参加された日本商工会議所青年部全国大会が岡山で開催されており、大会終了後のエクスカーションとして会陽を組み込んでいただいていました。

青年部会長の伴さん(宇都宮市出身)からも「祭りの様子はいつもテレビで観ていた。いつか観たいと思っていたが、やっと念願がかなった」と言っていただくなど、大会に参加された方々も会陽には興味津々のご様子。実際に多くの方が会場に足を運んで下さったようで、会陽は全国的にも有名なのだということを改めて実感した次第です。

さらに今年は、フランスのテレビ局からも取材に来られるなど、外国人の方の姿も目立ちました。特に、新聞に掲載されていたカナダの方の「カナダでこんな祭りをすると、けんかや事故が相次いで大変なことになる。500年も続くのは、ぶつかり合いながらも思いやりを忘れない日本人だからだと思う」というコメントは非常に印象的でした。

3月にも国の重要無形民俗文化財への指定が見込まれている会陽は、今後さらなる注目を集めるイベントとなります。岡山市では、これからも様々な機会を捉えて岡山が誇る奇祭「西大寺会陽」を広く世界に向けて積極的に発信していければと思っており、個人的には、投下された後の宝木の動きがわかるような仕掛けがあれば観る人もさらに楽しむことができ、一層盛り上がるのではないかと思った次第です。

そして翌21日には、同じ西大寺地区の太伯学区で「太伯梅まつり」が開催されました。満開の500本の梅の木で彩られた光景は大変美しく、前日の会陽とあわせて、いよいよ岡山にも春がやってくるのだなと感じることができました。

皆さん、春を楽しみましょう。

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