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岡山市長メールマガジン「伝説のおかやまの挑戦」(40)2月12日号

[2019年2月20日]

ID:12119

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平成27年度当初予算案を発表しました

こんにちは。岡山市長の大森です。

今回は、去る2月10日に発表した岡山市の平成27年度当初予算案について、基本的な考え方をお話ししたいと思います。

現在の岡山市は、景気の回復基調を背景とした税収の伸びに加えて、高谷前市長が取り組まれた行革の成果で、地方公共団体の借入金・利子の支払いである公債費も減少しており、これが今回の予算編成に当たっての大きな追い風となりました。

こうした歳入状況を踏まえ、「健全財政を堅持した上で、今やらなければならないことを着実に前進させる。」というのが今回の予算編成に当たっての考え方であり、この考え方のもとに、政策の優先度を考えながら予算を重点化し、その結果、一般会計の予算額は、昨年度の当初予算額から41億円、1.5%増の2,848億円となりました。

この予算では、「地方創生」や「まちづくり」「社会保障」「教育」など、喫緊の課題をきちんと手当しつつ様々な政策を前進させるとともに、岡山操車場跡地の残高125億円のうち、2/3に当たる約80億円の用地を再取得し、長年の懸案の解決に道筋をつけるなど、負の遺産の解消も図りました。

こうした取組のため、財源調整のための基金残高は、昨年を上回る59億円を取り崩ざるを得ませんでしたが、それでもなお、昨年度の決算剰余等を基金に繰り入れたため、基金総額は昨年同期を上回る235億円を確保しました。これは、長期的な財政収支の均衡に貢献し、岡山市がさらに飛躍していく足掛かりになると自負しています。

しかしながら、将来に目を向けると、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる「2025年問題」や少子高齢化の進展に伴う人口減少などが間近に迫る中、社会保障関係経費の増加、さらには、市民の暮らしや市政運営を支える市有施設の耐震化・老朽化対策など、待ったなしの課題が山積しています。

こうした課題に対応するために、私たちに残された時間は決して多くはありませんが、限られた時間の中で、岡山市が日本、さらには世界に冠たる都市として、一歩一歩着実に前進できるよう、今後も、なすべきことにはしっかりと予算をつけるメリハリのある財政運営を心がけ、より良い岡山をつくるために邁進していきたいと思っています。

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