岡山市長メールマガジン「伝説のおかやまの挑戦」（44）4月1日号

こんにちは。岡山市長の大森です。

先週末から今週の初めにかけて、岡山は非常に心地よい快晴でした。土曜日（3月28日）には、市内を一部路面電車も使ってゆっくりと散策しながらシンフォニーホールに足を運び、全国から集まった少年少女たちの「天使の歌声」を堪能。透明感あふれる歌声は、仕事上の様々な悩みなどを一時忘れさせてくれ、身も心もリフレッシュすることができました。

また、月曜日（3月30日）には、岡山市ジュニアオーケストラの創立50周年記念演奏会が開催されました。

昭和40年、当時の岡崎市長がヨーロッパに出張された際に各地で子どもたちの演奏に触れ、感銘を受けた当時の岡崎市長が、岡山でも青少年のオーケストラを作ろうと提唱し、全国初の公立の青少年オーケストラとして結成された岡山市ジュニアオーケストラは、半世紀にわたる活動を通じて、数多くの音楽文化の担い手を輩出するとともに、音楽を通じた情操豊かな教育にも一役買っており、岡崎市長のご英断に改めて感謝する次第です。

そして、その翌日（3月31日）に催された祝賀会では、東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者で、記念演奏会の指揮をしていただいた松岡究さんとお話する機会を得ました。

松岡さんに子どもたちを指導する極意を尋ねたところ、「とにかく自分の考えが子どもたちに伝わらないとダメ。そして、その上で納得してもらうことが重要」とのこと。

考えてみれば、政治や行政の世界も同じで、いくら難しい言葉を並べても、市民の理解が得られなければ意味がありません。改めて、我々の考えをきちんと整理し、市民の心に届くように語りかけていくことの重要性を噛み締めているところです。