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岡山市長メールマガジン「伝説のおかやまの挑戦」(33)11月21日号

[2014年12月1日]

ID:12247

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ESDに関するユネスコ世界会議を終えて

こんにちは。岡山市長の大森です。

10月の「ESD推進のための公民館-CLC国際会議」を皮切りに始まった岡山市での「ESDに関するユネスコ世界会議」は、世界97カ国・地域から約3,000人の方々にご参加いただき、去る17日に1か月余りにわたる会期の幕を閉じました。

一連の会議では、岡山の地域に根差した環境保全や国際理解などのESDの取組を、今後の世界におけるESD普及のモデル(「岡山モデル」)として広く世界に向けて発信し、高い評価をいただきました。

これからも、ESDが世界共通の文化となるよう、岡山市がリーダーシップを発揮してESDの推進に取り組んでいかなければならないという思いを新たにしたところです。

中でも、10月の「ESD推進のための公民館-CLC国際会議」では「岡山コミットメント」を、11月4日から7日までの「グローバルRCE会議」では「岡山宣言」を取りまとめ、国連という舞台で岡山の名を歴史に残すことができたのは、特に大きな成果だったと思っています。

また、「ユネスコスクール世界大会」の高校生フォーラムでは、言葉や国籍の違いを超えて環境破壊や経済格差といった地球規模の課題を解決していくための共同宣言を採択し、11月10日に名古屋市で開催された「オープニングプレナリー」の場で、代表の高校生とともに皇太子ご夫妻にもご報告し、温かいお言葉をいただきました。

なお、フォーラム終了後の交流会では、高校生たちの熱気がものすごく、あまりのテンションの高さに圧倒されて、挨拶もそこそこに切り上げてしまうほどでした。若者たちのパワー恐るべしです。

その他にも、ボランティアや子どもたちを含め、市民1人ひとりがESD関係者と直接会話をし、おもてなしをしたことに、海外からお越しの方は大変感激され、岡山に良い印象を持っていただいたようです。

今は、一連の会議を終えてホッとしているというのが率直な感想ですが、今後、世界から多くの方々に岡山に足を運んでいただけるよう、おもてなしと情報発信に一層磨きをかけていきたいと思っています。

最後に、会議参加者の発言の中で、忘れられない言葉をいくつかご紹介したいと思います。

  • ラオスの教育関係者
    「子どもたちは、義務教育を受けようと学校に来てはくれるんだが、卒業するころには少なくなってしまうんだ。特に、女の子たちはね。」
  • エジプトからの男性
    「我々は、テロで苦しんでいる。ESDもテロに対して行動を起こすべきだ。」
  • 中国からの女性
    「私たちのESDは一つ一つの小さな農村から始まる。」
  • ケニアからの男性
    「いろいろな国や都市に行って会議に出たが、岡山のおもてなしは1番だ。」
  • ナイジェリアからの女性
    「(一緒に『うらじゃ』を踊りながら)ナイジェリアの政治家は決して我々と一緒に踊ってはくれない。」

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