岡山市長メールマガジン「伝説のおかやまの挑戦」（35）12月10日号

こんにちは。岡山市長の大森です。

去る12月5日、岡山駅前にイオンモール岡山がいよいよオープン。356の専門店（そのうち、地元企業が65店舗）が一夜のうちに誕生しました。

私も、先週土曜日（6日）に妻と2人で訪れ、じっくり見させてもらいましたが、魅力ある店舗の数々に2人ともワクワクの連続。きっと岡山市民もこれからこのワクワク感を満喫してくれることでしょう。

また、モールの中には、地元の民放局（岡山放送－OHK）も入っています。放送局が商業施設の中に番組制作機能の全てを移転するのは、全国初の試みであり、来訪される方々にとっては、放送局がより身近に感じられるスポットとなるのではないかと期待しています。

それにしても、施設内は、土曜日ということもあり、本当にたくさんの若い人（学生や20代から30代の方）の熱気であふれ返っていました。さすがは新しいものに敏感な若者といったところですが、岡山には、こんなにも多くの若者がいたのかと改めて驚いた次第です。

11月29日のソフトオープンから10日余りが経過しましたが、岡崎社長によると、これまでの来店客数は予想を若干上回っており、滑り出しは順調とのこと。このまま推移していけば、年間2,000万人を超える来店客が見込まれ、今後、市外、県外から岡山に来られる方も相当増えることでしょう。

路面電車やバスだけでなくコミュニティサイクル「ももちゃり」（1回100円／回数券なら60円）のポートもありますので、来店される方にはぜひ、買い物とともに岡山の街めぐりも楽しんでいただければと思います。

一方で、近隣の商店街などは、多かれ少なかれ影響を受けることになると思いますが、ぜひ頑張っていただいて、相乗効果で岡山の街を盛り上げていただくことを期待しており、私もできる限りのサポートをしていきたいと思っています。

なお、オープン前には、大規模な交通渋滞の発生が心配されていましたが、これまでのところ、深刻な渋滞は発生していません。

これは、多くの方にJRなどの公共交通機関を利用していただいているおかげであり、県警が市役所筋の一部の交差点で右折禁止などの交通規制を行ったことも功を奏しているのだと思います。

今後も、このまま大きな混乱が生じることのないよう願っています。