こんにちは。岡山市長の大森です。
去る8月1日(土曜日)、2日(日曜日)の両日、岡山の街は「うらじゃ」の熱気に包まれました。
「うらじゃ」とは、毎年8月第1週の土日に市内中心部で開催される「踊り」を軸とした市民参加型のお祭りで、今年で22回目。昔話「桃太郎」の鬼のモデルとも言われる「温羅」に、岡山弁の語尾に付ける「~じゃ(~だ)」を組み合わせたのがその名の由来です。
私がかつて岡山にいた頃の夏のお祭りは、全体としてはやや大人しい感じのものだったと記憶していますが、この「うらじゃ」は、踊り手の皆さんの笑顔や衣装、そして踊り手だけでなく観客の方もほどこしている温羅をイメージしたメイク(温羅化粧)が街に映えて、とにかくエネルギッシュの一言です。
かく言う私も、30年以上岡山を離れていたこともあり、実際に「うらじゃ」に足を運ぶのは実は今回が初めて(昨年は、国際友好交流都市のカリフォルニア州・サンノゼ市を訪問中)。土曜日は下石井公園、表町商店街、イオンモールで、そして日曜日は市役所筋を中心に踊りの様子を観ましたが、両日とも猛暑日を記録し、立っているだけでも熱中症になりそうな酷暑をものともせず、日曜日の夜の総おどりまで2日間、完全燃焼された踊り手の皆さんのエネルギーにはただただ圧倒され、大いに感動しました。
今年は、139の踊り連の6千人以上の方々が参加し、岡山の夏の風物詩として広く定着している「うらじゃ」。観るも良し、踊るも良し。市外に住んでおられる皆さんも来年はぜひ、この熱気に触れてみてはいかがでしょうか。
なお、当日は、韓国・富川市の訪問団も来岡されていましたが、多くの市民が参加されているエネルギッシュな祭りがあること、そして、終わった後、ゴミがすべて片づけられていることに驚いておられました。
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