岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」（85）6月8日号

こんにちは、岡山市長の大森です。

平成25年10月に岡山市長に就任してから、早いもので、3年8か月が過ぎました。

この間、市街地の活性化や子育て環境の整備、教育問題、産業振興、健康福祉など、様々な政策課題に全力で取り組んできた結果、一定の道筋や具体的な成果が得られ、市民の皆様からも「岡山のまちが動いてきた」という嬉しい声をいただくようになりました。

このことは、県内の企業経営者と有識者を対象に山陽新聞社が実施したアンケートで、約65％の方が「市政が前進している」と答えられたことにも表れていて、非常にありがたく感じています。

一方で、待機児童問題や教育問題、交通ネットワークの問題をはじめ、岡山市の将来のために今取り組むべき課題も数多く残されており、引き続き、着実に市政を前進させていかなければなりません。

いま私は、30代前半の頃に読んだ司馬遼太郎の『菜の花の沖』を読み返していますが、江戸時代に北前船で活躍した高田屋嘉兵衛は、「正義・正直・良心・忍耐」を旨とし、人を大切にした方だったと言われています。

私は以前から、こうした信念の大切さは、政治家にとっても同じではないかと考え、この4年間、この考えに従って地道に努力してきました。

その結果、近頃は、メディアの方を含む何人かの方から、「市長は誠実で正直ですね。」との言葉をいただくことが多くなり、嬉しく思っているところです。

私は、これからも、嘉兵衛の信念をモットーに、たゆまず前に進んでいかなければならないと考えています。

そして、最初に市長選挙へ立候補した時と同じく、「もっと岡山市を良くしていきたい」との思いを持ち続けており、本日、市議会において、来期の市長選挙への出馬を表明いたしました。

今後とも、全身全霊をかけて、市政に邁進してまいる所存ですので、皆様方には、引き続き、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。