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岡山市長メールマガジン「伝説のおかやまの挑戦」(2)11月13日号

[2013年11月25日]

ID:12074

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こんにちは。岡山市長の大森です。
来年秋、岡山で「ESDに関するユネスコ世界会議」が開かれます。そのPR活動のため、先週、フランス・パリのユネスコ総会に行ってきました。

もちろん総会では、岡山で開催される会議に多くの方(外国から500~800人、国内外合わせて3,000人とも言われている)に来てもらいたく、PR活動に努めてきましたが、私にはもう一つ目的がありました。それは、「ESD(Education for Sustainable Development―持続可能な開発のための教育)」という言葉がわかりにくいため、これを今後どう説明し、新たな岡山モデルをどう構築していくかについてのヒントを得たいということです。
そこで、まず、Qian Tang教育局長にズバリ「ESDとは」と聞いたところ、「定義は重要だが困難(important and tough)」との回答。彼らも一言で答えを言うのは難しいとの印象です。その後の議論では、今後、それぞれの立場で持続可能な社会のビジョンを描く必要があるとのこと。私としては、岡山ではコミュニティレベルでの環境保護活動や防災活動などを中心として、世代を超えた教育や学びのあり方を考えていく、そのように整理すれば新たな岡山モデルも構築しやすいのかなと感じたところです。
また、Bokova事務局長との会談では、「日本での会合はユネスコにとっての来年の最大の会議」との話もあり、来年の会議への並々ならぬ意欲を感じたところです。
そして、ブレックファースト・ミーティングでは、ESDに関し、10か国以上の国の閣僚が発言していましたが、主に「自己中心的にならない教育」の必要性が強調され、人の価値観や意識・行動の変化を促していたように思います。

いずれにせよ、岡山市としては、世界会議の成功だけでなく、それ以降もESD活動の推進に取り組む必要があると考えていますが、そのためには、県、関係市、経済界、教育機関、市民団体などの関係者とよく相談し、ESDを具体的活動に整理して新たな岡山モデルを構築していくことが不可欠であり、これから早速、その作業に入っていきたいと考えています。

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