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岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」(82)5月1日号

[2017年5月1日]

ID:12791

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60年の交流の歴史を感じたサンノゼ訪問

こんにちは。岡山市長の大森です。

去る4月21日から27日にかけて、岡山市民友好親善訪米団の皆様と共に、姉妹都市締結60周年を祝う行事に参加するため、アメリカ・サンノゼ市を訪問しました。

サンノゼ市では、サンノゼ市政府主催による歓迎式典に始まり、サンノゼ・岡山姉妹都市の会主催による歓迎夕食会や文化交流イベント、日系人街での日系祭り、送別夕食会など多彩な催しが行われ、いずれも心温まる歓迎を受けましたが、中でも特に印象に残った点についてご紹介したいと思います。

まず一点目は、リカルドサンノゼ市長にお会いした時のことです。

60年前、岡山市の人口は26万人、サンノゼ市は20万人で、共に農業中心の都市でしたが、今や、岡山市は72万人を擁する政令指定都市に、サンノゼ市は104万人を擁し「シリコンバレーの首都」と言われるまでに発展を遂げました。

しかし、こうした急成長の背景には様々な課題も存在するようで、人口の急増に住宅政策が追いつかないことや、比較的失業率の低い都市であるにもかかわらず、近年貧富の差が拡大し、ホームレスの数も増えてきているとのこと。

岡山市でも待機児童問題等の政策課題が山積していますが、急激な変化への対応の困難さという意味では、両市の課題に共通する点があると感じました。

二点目は、第40回日系祭りに出席した時のことです。

祭りには、多くの日系3世4世の方々が参加されていましたが、皆さん明るく、日本にルーツがあることに誇りを持っていて、かつ、過去の歴史をしっかりと理解しながら前向きに生きておられる姿が非常に印象的で、国の違いを超えて参加者が一つになった祭りに感激しました。

このたびのサンノゼ訪問では、サンノゼ市政府やサンノゼ・岡山姉妹都市の会をはじめ、現地の方々からの心のこもったおもてなしに、「日本人特有のものと考えていたおもてなしの精神は、もはや私たちだけの特権ではなくなった。」と、嬉しく感じた次第です。

また、日本からは、荘厳な吉備楽の演奏や岡山学芸館高校和太鼓部の皆さんによる元気いっぱいのパフォーマンスが、会場の雰囲気を大いに盛り立ててくれました。

その他、岡山市民友好親善訪米団、岡山市議会行政視察訪問団、岡山商工会議所経済訪問団など多くの関係者の皆様方にも、この場をお借りして、心からお礼を申し上げたいと思います。

岡山市とサンノゼ市は、互いに初の姉妹都市という特別な関係にあり、60年の長きにわたって交流を積み重ねてきました。

今日までの先人の方々のご尽力に対し、改めて敬意と感謝の思いを新たにするとともに、今後とも、市民の皆様と一緒に両市の友好関係を大切に育んでいきたいと考えています。

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