実習を通じて、私は多くのことを学び、公民館の存在意義について深く理解することができました。
公民館は地域の人々が集まり、共に学びを深めるための重要な場所であるだけでなく、そこを中心に多くの縁が広がっている場でもあります。
地域の方々が公民館に集うことで顔を合わせ、交流を深め、新しい縁が生まれる場面を間近で体感し、公民館が地域社会において果たしている役割の大きさを実感しました。
これらの経験を通じて、公民館の活動にさらに積極的に参加し、学んだことを生活に活かして、今後の成長につなげていきたいです。
インターンシップを通して、公民館がいかに社会問題解決に取り組んでいるか感じることができました。
特に、コミュニティの希薄化に対しての対策は素晴らしいものでした。
高齢者人口が増えた今、高齢者同士も支え合うことが大切ですが、なかなか関わる機会というものはないように思います。
しかし、公民館を訪れれば、主催事業やクラブなどで高齢者同士や年齢の垣根を越えた交流も可能となります。
また、職員の皆さんは来館者増加にはどうすればいいか、若者の社会参画促進の取り組みとして最適なものはなにか、常に考え行動されていました。
できていないことだけに目を向けるのではなく、できていることをもっと伸ばすこと、課題解決は多角的な視点が不可欠であることを学びました。
旭公民館では、利用者に向けたあいさつ、日常生活に関する対話といった、日々の関係づくりが行われていました。
小さなことではあるものの、利用者の居場所・地域づくりの拠点となるようなより良い公民館づくりが行われていました。
その公民館づくりがより感じられた出来事として、諸事情により終了となったクラブの方が職員さんに対し、これまでの感謝の言葉を述べられていたことが挙げられます。
場所を貸すだけの関係では、感謝の言葉を述べるまでには至らないと思います。
目新しい設備も利用者数増進の為には必要ですが、まず継続して通ってもらわなければ意味がありません。
実習を通して、通いやすい公民館づくりは、公民館にとって必要不可欠な要素であると再確認することができました。