操山公民館では「地域未来塾」として、長期休業中に「宿題教室」を行っています。
「地域未来塾」は、地域住民や大学生ボランティア等の協力を得て、小中学生の学習を支援し、子どもたちの居場所づくりや、地域の方と子どもがつながる場となることを目的としています。
7月から8月の間の3日間、各日2時間実施しました。小学校3年生から中学校3年生までを対象として行い、参加した児童生徒はのべ91名、ボランティアは大人16 名、大学生10 名、中学生23 名で、総勢140 名が一緒に宿題に取り組みました。
50分間の学習時間を2回、間の休憩時間には大人ボランティアによる「読み聞かせ」、大学生ボランティアを中心に「ピアノ・パーカッションによる演奏会」、館長による「おもしろ実験」を行いました。
どれもたいへん盛り上がり好評でした。
また、休憩室(別室)に中学生ボランティアが企画・運営するゲームコーナーを設けました。ボードゲームや日本地図のパズルをとおして、対話がはずみ、なごやかな雰囲気のうちに交流がすすみました。
ボランティアの振り返りでは、「ありがとうと言われてうれしかった」「休憩室がよい交流の場となっていた」などの感想がありました。
また、中学3年生の生徒が受験に向け不安があることを話し、大学生がどうやってその時期を過ごしてきたかを話す場面があり、ボランティア同士も交流する大切な時間となりました。
次回は春休みに実施予定で準備をすすめています。
大学生による演奏会