2月4日(土曜日)、「地域づくり」をテーマに、旭東公民館を会場に行われた岡山市立公民館大会の様子をご報告します。
参加者は自分の住む地域の「宝」は何かを考え、その「宝」をどう育て、地域づくりをすすめていくかについて話し合いました。
たとえば、市内を流れる西川を「宝」としたグループは、「歴史とものがたりを感じられる西川」となることをゴールと仮定し、川辺キャンプ、夕涼みイベントなど西川を楽しむこと、西川の歴史を知ることや、西川をテーマにした劇や川柳をつくり、他の人に知らせることを行ってはどうか、という意見が次々とだされました。
助言者からは「子どもや若者、地域住民が主役となり楽しく活動をすすめていくためには、住民からの提案を実現していく仕掛けや仕組みづくりが大切で、公民館はその拠点である、未来づくりのための活動を楽しみながらやっていくことが、仲間を増やし、公民館や地域の魅力化にもつながる」との提起がありました。
上南公民館からは、明治時代に夏目漱石が地元の金田地区に滞在したという歴史を掘り起こして地域を盛り上げている報告がありました。
西大寺公民館からは、雄神学区の住民と協働して、子どもを核とした地域づくりをすすめており「みんなで学校ごっこ」という行事を計画していることが報告されました。大会後の2月26日に開催し、子どもも大人も「センセイ」になって楽しく学び交流する会となりました。