#84　令和4年度岡山市立公民館大会　4つのテーマで学びあい・語り合い(1)

1月29日（日曜日）、「地域福祉・共生」をテーマに、操山公民館を会場に行われた岡山市立公民館大会の様子をご報告します。

高齢者サロンや居場所を持続的に運営していくためにはどうすればよいかについて話し合い、次のような意見や、実際に行っている工夫が次々とだされ熱気をおびた会となりました。

吉備公民館では、「サロン応援隊」をつくり、そこに登録している公民館クラブ講座生や個人が地域のサロンに出向いて活躍しています。サロンの運営者の負担を軽くするためにも、「サロン応援隊」を全館につくってほしい、という意見がありました。

また、「仲間を増やす、負担少なく、楽しく」するためには「ビスケット」（微助っ人）をモットーにささやかな助っ人をつくること、行事中心ではなくたまり場を増やす、連合町内会にサロン部会をつくる、サロン同士の交流を行う、高齢者サロンと子育てサロンや中高生など若い世代の活動をつなげることで活力が生まれる、などの意見がでました。

参加者から「サロンに男性参加者を増やすにはどうしたらよいか」という「問い」もだされ「話のきっかけに名刺をつくって趣味など書いておけばよいのでは」というアイデアもでました。
公民館では、高齢者サロンや身近な通いの場が、より楽しく持続的な運営となるよう、スタッフの学びや交流の機会をつくり、多様な人がつながり活躍していくことができるような取り組みをすすめていきます。