ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

岡山市スポーツ・文化・生涯学習サイト LIFEおかやま

記事ID検索

半角数字10桁以内で入力してください。

スマートフォン表示用の情報をスキップ

Language

#88 妹尾・藤田・操南公民館 「ふなめし」~岡山の郷土料理を味わい伝えていこう~

[2024年2月9日]

ID:52252

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます


岡山の郷土料理である「ふなめし」を次世代へ継承していく取り組みを行っています。

妹尾公民館では、今年の1月28日に3年ぶりとなる「第19回妹尾ふなめし祭」(共催:妹尾ふなめし保存会)を開催しました。ボランティアとして参加した中学生から「思っていたより美味しかった」「私たちが伝えられるようにしていきたい」という感想がありました。

藤田公民館では、3月12日に「親子でふじたのふなめし作ろ!」を開催し、地域の方から昭和20~30年代のくらしや食べ物、遊びや自然の恵みについての話を聞いてから、ふなめしの作り方について学び交流しました。

操南公民館では、「ふなめしを食べよう」という行事を毎年行っていましたが、コロナ禍により開催できなくなったため、令和2年度に「ふなめしのレシピ動画」を作成し、公開しています。

ふなめしのレシピ動画別ウィンドウで開く

https://www.youtube.com/watch?v=gSj6gupNPyI


☆岡山県 鮒めし(ふなめし)

「鮒めし」の歴史は、児島湾干拓の歴史と共にある。岡山県の南部地域は、古くから干拓によって形成された水田が発達。江戸時代から本格的な新田開発が始まり、先人たちは苦労をして開墾を進めてきた。水田、水路、河川、児島湖とつながる水環境に恵まれ、ヨシ、フナ、マツカサガイなどが生息している。干拓地にはりめぐらされた農業用水路では多くのフナが獲れ、その中でも寒い時期に獲れる「寒鮒」は、特有のコクがあると珍重され、貴重なタンパク源となっていた。寒い冬の日、新鮮な寒鮒をまな板の上で調子よくトントンと包丁でたたいて料理したことから、「とんとこ汁」「とんとこ飯」とも呼ばれ、地元の人々に愛されてきた。「鮒めし」は、ミンチ状にしたフナを野菜と一緒に炒め煮して作り、脂ののった寒鮒と根菜がたっぷり入ったコクのある汁を、熱いご飯にたっぷりかけて食べる。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/41_23_okayama.html)

妹尾公民館のふなめし