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第7回ESDカフェ(2013年度)

[2013年10月9日]

ID:38271

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  • テーマ:「日本が誇る!ネパールの歌姫スンダリミカの生き方と神秘の歌声」
  • 開催日時:10月17日(木曜日)午後6時30分から午後8時
  • 開催場所:環境学習センター「アスエコ」(岡山市北区下石井2-2-10)
  • 講師:ネパールの大衆歌謡歌手 スンダリ・ミカさん

第7回ESDカフェ

南アジアに位置し、ヒマラヤ山脈など豊かな自然に囲まれた国ネパール。そんなネパールに魅了され、歌手として生きる一人の日本人女性がいます。今回のESDカフェはネパールの大衆歌謡歌手スンダリミカさんをお迎えし、ネパールの魅力や日本とネパールの架け橋として生きる思いについてご紹介いただきました。

スンダリミカさんがネパールの国や文化について紹介する様子

まずはネパールのあいさつ「ナマステ」からミカさんのお話が始まりました。14年前にネパールへ渡り、日本人として初の歌手デビューを果たしました。昔の日本のような人情深い国民性が、ネパールの魅力だと語るミカさん。彼女の転機となったのは、2004年にネパール国王より勲章を授与されたことと、2011年3月に起こった東日本大震災でした。特に東日本大震災は彼女に大きな影響を与え、日本人としてできることは何か深く考えるきっかけとなったのです。

そうしてネパールにも日本にも恩恵をもたらす、ソーシャルビジネスを始めました。その1つがネパール産の植物を使った化粧品の製造と日本への輸出です。農作物の取引先がなくて困っているというネパールの農村に対し、技術指導を行い日本への輸出システムを作り上げました。農民が自立して暮らせるビジネスの構築と、日本に良質の化粧品がもたらされることを目指し活動されています。そんなミカさんの努力は、少しずつ実を結び始めているとのことです。

ミカさんが取り組むビジネスには、ESD活動として大事な要素がふくまれています。どんな未来を作りたいかきちんと目標を見据え、活動に取り組むことです。さらに自分だからこそできることを通じ、やりがいや意義を見出すことができます。そのやりがいや意義がESD活動を続けていく原動力となるのです。

スンダリミカさんがネパールの歌謡曲を披露する様子

最後に、ネパールの歌謡曲を披露されました。美しい歌声に魅了された参加者たちは、次回のESDカフェを楽しみに帰宅の途についたのでした。

お問い合わせ

岡山市ESD世界会議推進局 小西・友延
電話:086-803-1354
電子メールアドレス:miki_konishi@city.okayama.lg.jp