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第12回ESDカフェ(2013年度)

[2014年4月1日]

ID:38499

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  • テーマ:「語り場・語れ場・語ればトーク」
  • 開催日時:2014年3月20日(木曜日)午後6時30分から午後8時
  • 開催場所:環境学習センター「アスエコ」(岡山市北区下石井2-2-10)
  • 講師:岡山市ESD世界会議推進局 友延栄一さん

第12回ESDカフェ

「カフェ」と聞くとどんなイメージが浮かびますか?
コーヒーを飲みながら読書したり、おしゃれなマスターがいたり…いわゆる「喫茶店」の風景を思い浮かべる人もいらっしゃるかもしれません。

カフェが生まれたのは1550年代のこと。
その後、ヨーロッパを中心にカフェ文化が広がり、コーヒーを飲みながら楽しく会話する「語り場」として親しまれていたのだそうです。カフェに集まった人々が、居心地のいい空間でゆったりと会話することで、新たなアイデアや考え方が生まれ、そこから当時の文化・政治・思想が育まれました。

第12回のESDカフェはそんな「語り場」をテーマに開催されました。

「語り場」の形

まず今回のESDカフェでは、岡山市ESD世界会議推進局の友延さんが、「語り場」について紹介されました。

岡山市ESD世界会議推進局 友延栄一さん

語り場の流れ

一般的な語り場の流れは次の通り。

  1. テーマを決める。(話題提供)
  2. 講師の方がテーマについて話したり、参加者がテーマについて学んだりする。
  3. テーマについて自分の思いつくことを話す。
  4. それぞれの考えをつなげたり、深めたりする。
  5. どんなことができるかさらに考えたり、企画をねったりする。
  6. 語りの場で生まれた企画が動き出す。
    参加した人が新しいカフェの場を生み出す。
    人と人とのつながりが生まれる。

ポイントは「人が集まって語り合う空間」

学校、公民館、フリースペースなど、喫茶店のようなお店の形にとらわれない空間でも、人が集まって語り合えばその空間は語り場になります。最近では語り合うテーマに沿って、「○○カフェ」と名づけられたイベントも若い人を中心に開催されています。

今まで参加者が経験した語り場とは?

次に、参加者同士で輪になって、それぞれが「語り場に参加した経験・主催した経験」について話し合いました。友人とおしゃべりを楽しむといった身近な語り場から、哲学をテーマにした語り場まで幅広い経験談が飛び出しました。
その一部をご紹介!気になる方はぜひ参加してみませんか?

どんな語り場に参加してみたい??

さらに、「どんな語り場に参加してみたいか?」、「どんなことについて色んな人と語ってみたいか?」をテーマに、参加者同士で話し合いました。

  • 「薬膳カフェ」:薬膳について語る場
  • 「パパ友カフェ」:お父さんが育児について語る場
  • 「星空カフェ」:星空の下で写真を撮ったり岡山の魅力について語る場
  • 「デニムカフェ」:デニムの材料や生産地について語る場
  • 「たき火カフェ」:たき火を囲って自分の考え方などについて語る場
参加してみたい「語り場」について発表する参加者たち1
参加してみたい「語り場」について発表する参加者たち2

名前を見るだけでも、どんな語り場が生まれるかワクワクしますね。
他にも、食べものと農業について語り合う「食農カフェ」など、色んなテーマを組み合わせると、語り場はさらに広がっていくのかもしれません。色々な立場の人が豊かな未来をつくるために考え語り合うことが、ESDを実践していくために大切なことでもあります。

5月のESDカフェは、今回生まれたアイデアをもとに開催されます!どんな語り場になるのか今から楽しみですね!

次回のESDカフェは、2014年4月17日(木曜日)午後6時30分より、環境学習センター「アスエコ」にて開催します。いつもおいしいコーヒーを準備してお待ちしています。お気軽にご参加ください。

お問い合わせ

岡山市ESD世界会議推進局 小西・友延
電話:086-803-1354
電子メールアドレス:miki_konishi@city.okayama.lg.jp