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2024年度第1回ESDカフェ「会社も社員も変化する!企業で取り組むSDGs」

[2024年6月17日]

ID:61848

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  • テーマ:会社も社員も変化する!企業で取り組むSDGs
  • 開催日時:2024年4月16日(火曜日)18時30分から20時
  • 開催場所:Wonderwall(岡山市北区駅前町1-8-18イコットニコット2階)またはオンライン(Zoom)
  • ゲストスピーカー:小林未侑さん(藤クリーン株式会社・経営企画部)

藤クリーン株式会社(以下、藤クリーン)の小林未侑さんは、広報や採用の業務と併せ、藤クリーンで初めての環境保全やSDGs推進を担当しています。今回のESDカフェでは、地域や企業などを巻き込んだ環境保全やSDGsを推進するための事例、社内全体にSDGsを浸透させる取組について、以下のようにお話しいただきました。

会場の様子の写真
小林さんが話している様子

藤クリーンが取り組むSDGs

リサイクル事業

産業廃棄物の収集運搬からリサイクル・最終処分事業を担う藤クリーンでは、新規事業として、2024年3月から一般家庭から廃棄されるプラスチック資源の分別回収も行っています。岡山市が掲げる「2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロ」を目標に事業を実施しています。
また、リサイクル事業だけではなく、研究開発にも力を入れており、品質管理や散水用の水質検査を行いながら、設備周辺の環境に配慮し、未来により多くの資源を残すための研究を行っています。

スライド画像

地域との共生

藤クリーンでは月1回施設周辺地域の清掃活動を行い、地域の方とコミュニケーションをとっています。こうしたことで環境保全に投資するとともに、事業への理解をいただいているそうです。
また、災害時には被害リスクを最小限に抑え、早期に事業が復旧できるように、複数の施設を設置しています。東区宝伝に位置する最終処分場付近には、一時的な災害ごみの保管場所を設けており、南区藤田に位置するリサイクルセンター内には災害時の避難場所、備蓄倉庫などを設置しています。

体験型環境教育

環境問題を自分事として捉えるきっかけをつくり、意識や行動の変容を目指すため、以下のような体験型環境教育に力を入れています。事業や取組を知ってもらい、仲間をつくることで、未来に豊かな資源を残す取組を行っています。

  • リサイクル現場でテーマパークを再現し、見学会を開催
  • 施設内の「学びの部屋」にて環境学習を実施
  • リサイクル品を活用したビオトープ見学やコケ玉づくり
  • 企業や大学への講師派遣

その他にも、他組織との協働によるイベント開催などを通じて、環境への学びのハードルを下げて「知る・気づく・考える」きっかけづくりに取り組んでいます。

「リサイクル現場でテーマパークを再現」スライド画像
「プログラム一覧」スライド画像

社内でのSDGsの浸透と推進

社内勉強会の開催

社内でのSDGsの浸透を図るため、社員全員が参加する勉強会を、4、5年前から定時後30分間で隔月開催しています。当初のテーマは「社員が担っている業務がどのように社会へ貢献しているのか」です。業務が社会に貢献していることを実感し、やりがいを感じて欲しいとの想いからでした。
社内の勉強会が始まったきっかけは、岡山ESD推進協議会主催のESDコーディネーター研修にて出会った、中平徹也さん(エコ博士)や原明子さん(ESDコーディネーター)です。開始当初は外部講師としてお二方にご協力いただき、現在では社内担当者企画のもと自社スタッフで勉強会を実施したり、外部講師の方に依頼したりすることで毎度様々なテーマでSDGsについて学んでいます。

「社内浸透が起こした組織変化」スライド画像

SDGs推進事例

さまざまな企業に訪問していると、「SDGsの取組を始めたいけど、何をどのようにすれば良いの?」「自社での活動がどのようにSDGsとつながっているの?」という声によく出会います。そんな企業や組織を対象にしたセミナーでは、「SDGsマッピング」を取り入れています。
これは、事業内容や取組を書き出し、関係するSDGsの17目標、169のターゲットと紐づけることで、取組が社会にどのような影響を与えているか、取組を継続するためにはどのようにするべきか、SDGs達成に貢献できているのか、を見える化するものです。
受講者からは「SDGsの必要性を感じた」「同じ目標、ターゲットでも違うアプローチ方法があり面白いと思った」などの声が聞かれ、徐々にSDGsが浸透していることを感じています。
このようにSDGsを少しずつ浸透させるなかで、個人や組織全体での変化もありました。さまざまな立場の社員が取組に協力してくれることで、コミュニケーションが活発化し、働きがいや意識の向上、個人から組織全体で取り組む風土ができました。これによって、一般市民や地域からの認知・信頼をも得られるようになったと実感しています。

おわりに-SDGs推進に必要なもの-

今回のESDカフェでは、「SDGs推進に必要なものは何か?」を参加者のみなさんも一緒に考えながら小林さんのお話を伺いました。

“コミュニケーション”

小林さんは藤クリーンでの取組を経験して、SDGs推進に必要なものは「コミュニケーション」と考えているそうです。
「課題解決に向けて、みんなでそれぞれの意見を出し合って考える。その時に解決ができなくても、みんなで話をしたことで、新たなアクションが起きたり、アイデアのネタになったりすることもある。みなさんにも体験を通してSDGsを実感してもらいたい」とのメッセージをいただきました。

小林さんの写真
話し合いをしている様子

参加者から

「他の参加者とどんな取組をしているか、これからどんな取組をしていきたいか話した際に出てきた、『車は使わず、移動は徹底して公共交通か徒歩にしている』『エアコンは使わない』『野菜は自給自足』などの取組や発想が勉強になりました。」、「急に『エアコンは使わない』はハードルが高いですが、設定温度に気を付けるなどから始めてみたいと思いました。岡山県産食材を購入するなどはすぐに意識して取り組めそうだと感じました。」
などの声が聞かれました。

リンク

お問い合わせ

岡山ESD推進協議会事務局(岡山市市民協働局市民協働部SDGs・ESD推進課内)
所在地:〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号
電話:086-803-1351・1354
ファクス:086-803-1777
電子メールアドレス:esd@city.okayama.lg.jp