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第9回ESDカフェ(2013年度)

[2014年1月10日]

ID:38293

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  • テーマ:「エコでポイント、ポイントでエコ」
  • 開催日時:12月17日(火曜日)午後6時30分から午後8時
  • 開催場所:環境学習センター「アスエコ」(岡山市北区下石井2-2-10)
  • 講師:株式会社サンキョウ-エンビックス 石田剛さん

第9回ESDカフェ

「どんぐりポイント」という言葉を、みなさんは知っていますか?
かわいらしい名前のついたこの制度は2013年(平成25年)11月から、経済産業省が地球温暖化の防止のためにスタートしました。みなさんの周りには環境を守るための色々な取り組みがおこなわれていることでしょう。しかし、日常生活の中でその1つ1つについて、立ちどまって考える機会は少ないかもしれません。今回のESDカフェは、「どんぐりポイント」を通じて、地球の環境を守るために必要な制度や私たちのどんな行動が必要であるのかについて話し合いました。

まず、「どんぐりポイント」の推進に取り組む、株式会社サンキョウ-エンビックスの石田剛さんより、「どんぐりポイント」について説明されました。「どんぐりポイント」とは、カーボンオフセット※の製品に、ポップなイラストのマークとしてつけられています。「どんぐりポイント」のマークを集めると、環境に優しい商品と交換したり、環境を守るために取り組む団体へ支援を行うことができるのです。

※カーボンオフセット:温室効果ガスを排出する中で削減し切れない量を、別のシーンで排出削減、吸収活動に資金を提供することで埋め合わせすること。

「どんぐりポイント」のついた商品を買うことで、地球温暖化防止につながり、集めたポイントで地域が活性化したり、環境に優しい商品が広まっていく。このように、「商品を買う」という1つの行動が、様々な取り組みへと広がっていくことが、「どんぐりポイント」の特徴なのだそうです。商品を買ってマークを集めると、商品などと交換できるしくみは、「ベルマーク」の制度と似ていますね。みなさんも小さい頃集めたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「どんぐりポイント」について説明される石田さん

「どんぐりポイント」は開始されたばかりの制度のため※、どのような商品につけるべきか、集めてどんな商品と交換したり、どんな団体の活動を支援したりできるかなど、詳しいことについてはこれから決まっていくのだそうです。
そこで、「どんぐりポイント」の取り組みが広がっていくために大切なことについて、参加者同士で話し合いました。色々な意見が飛び交う中で、「どんぐりポイント」を生活の中で身近な商品につけることで、目に見える機会を増やし一般の家庭にも広がっていくのではないかという意見が出ました。一方「どんぐりポイント」や身の回りにある様々な制度が、地球の環境を守るためにどのようにつながっていくか、きちんと私たち自身も考えて取り組むことが大切だという意見も出ました。色々な制度や活動がある中で、自分がどのように参加し取り組むことで、どんな未来をつくっていけるか考えることもESDへとつながっていきます。

※2013年11月1日よりスタートしました。

ESDカフェに参加してみませんか?

毎回ESDカフェは色々な立場や考えを持った人々が集まります。ESDカフェ参加者の方にインタビューしてみると、「ESDカフェは毎月色々なテーマで行われていて楽しいです。自分の興味があるテーマを選んで参加しているんですよ。」との声をいただきました。それぞれに楽しみながらESDカフェに参加しているようです。みなさんもおいしいコーヒーを片手に、色々なテーマについて学んだり、たくさんの人と話し合ってみませんか?
次回のESDカフェは2014年1月16日(木曜日)午後6時30分よりスタートします。ぜひお越しください!

お問い合わせ

岡山市ESD世界会議推進局 小西・友延
電話:086-803-1354
電子メールアドレス:miki_konishi@city.okayama.lg.jp