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第6回ESDカフェ(2017年度)

[2017年12月12日]

ID:38572

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  • テーマ:地球一周してみることで気づく世界
  • 開催日時:2017年11月16日(木曜日)午後6時30分から午後8時
  • 開催場所:環境学習センター「アスエコ」(岡山市北区下石井2-2-10)
  • 講師:外資系金融機関職員 山西勇輝さん

第6回ESDカフェ「地球一周してみることで気づく世界」

2017年11月16日(木曜日)に、2017年度第6回ESDカフェを開催しました。今回は、「地球一周してみることで気づく世界」というテーマで、外資系金融機関職員の山西勇輝さんにお話ししていただきました。

第6回ESDカフェの様子1

山西さんは、以前は消防士として働いていましたが、30歳までに世界をみてまわりたいと考え、仕事を退職し、2017年春から第94回ピースボート世界一周の船旅に参加しました。第94回の船旅は、3か月強をかけて北極圏や北欧を中心に世界一周する航路でした。参加者の年齢は、20代と、仕事を退職した60代以上が中心。若い方は山西さんのように仕事を退職して乗船する人もいれば、休職して乗船する人もいたそうですが、休職して乗船する方は看護師など国家資格を持っている人が多かったとのことです。山西さんは、自分で行き先を決めるのではなく船で旅をしたメリットとして、自分では選ばないような国、地域にも行くことができ新たな発見があったこと、また、寄港地では毎回異なる様々な年代、国の人と街をまわることができたことを挙げていました。

ピースボートの船内では、様々なアクティビティが行われています。山西さんも、ショートムービーコンテストやラップバトルなどに参加しましたが、中でも運動会ではシニア団長になりました。20代でシニア団長になる人はほとんどいないそうですが、世代を超えた交流の架け橋として活躍しました。

また、ピースボートの船内では、広島・長崎の被爆者の思いを伝え、核のない世界を目指し活動するための知識と技能を持ち合わせた、「ピースガイド」の育成をしています。山西さんもこのピースガイドの研修を受けました。

最後に、日本が戦争できる国になる過程を描いた「戦争のつくりかた」、被爆者の方々の平和への願いが語られた「被爆者たちの思いをのせた地球一周」という動画を見て、カフェの参加者の皆さんで平和について話し合いました。

参加者の方からは、「ピースボートについて知ることができてよかった。」、「戦争について他人と話をすることはなかなかないのでいい時間だった。」「若い方の平和や戦争に対する考え方が勉強になった。」などの声が挙がりました。

第6回ESDカフェの様子2

お問い合わせ

岡山市ESD推進協議会(岡山市ESD推進課内)小西・宮崎
電話:086-803-1351
電子メールアドレス:esd@city.okayama.lg.jp