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2021年度第1回ESDカフェ「お互い様の公共冷蔵庫『コミュニティフリッジ』の取り組み」

[2021年5月7日]

ID:38667

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  • テーマ:お互い様の公共冷蔵庫「コミュニティフリッジ」の取り組み
  • 開催日時:2021年4月15日(木曜日)午後6時30分から午後8時
  • 開催場所:オンライン(Zoom)
  • ゲストスピーカー:一般社団法人北長瀬エリアマネジメント 前野泰子さん

2021年度第1回ESDカフェ「お互い様の公共冷蔵庫『コミュニティフリッジ』の取り組み」

4月15日(木曜日)に、オンラインで今年度第1回目のESDカフェを開催しました。
今回は「お互い様の公共冷蔵庫『コミュニティフリッジ』の取り組み」というテーマで、一般社団法人北長瀬エリアマネジメント 前野泰子さんにお話しいただきました。

公共冷蔵庫の写真

岡山市北区北長瀬で、2020年11月にスタートした公共冷蔵庫「コミュニティフリッジ」。
コミュニティフリッジとは、生活に困難を抱える人が、個人や企業から寄付された食料品や日用品をいつでも取りに来ることができる無人の保管庫のことです。
レトルト食品・冷凍食品・お菓子などの食料品、石鹸・シャンプー・文房具などの日用品が並んでおり、利用者は24時間人目を気にせずに必要なものを取りに行くことができます。
コミュニティフリッジは登録制で、現在、寄付者は個人480人と企業等29組織、利用者は約350世帯が登録しています。保管庫内には寄付者・利用者双方からのメッセージが掲示されており、「困ったときはお互い様」の気持ちでつながる場所となっています。

コミュニケーションボードの写真

参加者からは、「品物が不足すること、逆に余ってしまって廃棄することはないのか」という質問が出ました。実際は、需要が多く、並べて1時間以内で品物がなくなってしまうこともあり、タイミングによっては持って帰れるものが何もないという状況もあるようです。
また、続けていくための運営方法や資金についても意見が交わされ、協力いただいている個人・企業・団体からの場所や物資の寄付によって成り立っていることなどが紹介されました。

今後は、お店で買い物をする際に気軽に寄付できる「フードギフト」の取り組みや、運営ノウハウを他地域に伝える取り組みを拡げていきたいと考えているようです。

ESDカフェお問い合わせ

岡山ESD推進協議会(岡山市SDGs・ESD推進課内)担当:赤木、瀬戸井
電話:086-803-1354
電子メールアドレス:esd@city.okayama.lg.jp