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2021年度第7回ESDカフェ「地域の中で、子どもが育つ環境づくり~みる・まなぶ・あそぶ~」

[2022年1月5日]

ID:38748

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  • テーマ:地域の中で、子どもが育つ環境づくり~みる・まなぶ・あそぶ~
  • 開催日時:2021年11月18日(木曜日)午後6時30分から午後8時
  • 開催場所:オンライン(Zoom)
  • ゲストスピーカー:NPO法人岡山市子どもセンター 久川春菜さん

2021年度第7回ESDカフェ「地域の中で、子どもが育つ環境づくり~みる・まなぶ・あそぶ~」

11月18日(木曜日)に、オンラインで今年度第7回目のESDカフェを開催しました。
今回は「地域の中で、子どもが育つ環境づくり~みる・まなぶ・あそぶ~」をテーマに、NPO法人岡山市子どもセンターの久川春菜さんにお話しいただきました。

はじめに、現代社会は日々変化しており、そのような変化の激しい社会で生き抜くためには、「協調性や責任感」「自立や主体性」「チャレンジ精神」「コミュニケーション能力」などの力を身に付ける必要があり、そういった力を身に付けるために、子ども時代に多様な形で「体験」の場や機会を得ることが重要と話されました。

NPO法人子どもセンターは、2001年に設立され、「みる:舞台芸術鑑賞」、「まなぶ:みなん和やかサロン」、「あそぶ:おかやまプレーパーク」の3つの主な事業に取り組んでおり、今年20周年を迎えました。

Zoom開催の様子

久川さんは、普段はNPO法人岡山市子どもセンターの事務職員としてパソコンと向き合う時間が多いとのことですが、時間をつくり、積極的にプレーパークに参加し、遊び場の実践を積むように心がけられています。また、「『遊び』が学びに欠かせないのはどうしてか?」と自身で問いを立て、書籍等で学びを深められています。

参加者は、「子どもと聞いて最近気になること」についてそれぞれ話されました。

  • メディアとの付き合い方に困っている。
  • 出前授業を小学校で実施する際、席を立ってうろうろする子が増えた気がする。
  • 自身の子どもの頃は、ものが無いなりに工夫して遊んでいた。現代は、与えられたもので遊んでいるような気がする。
  • バリ島での子供たちの様子。(バリ島からの参加者がいらしたため)
  • 子ども食堂の活動を通じて、子どもの食生活や遊びに変化があるように感じている。
  • 学校教育の中で、「学ぶ」=「楽しい」が教えられていないのかもしれない。
  • 地域の祭りで、大学生が射的など手作りのゲームを提供してくれて、子ども達に人気だった。工夫次第で、メディア以外で楽しめる遊びは多い。

など、様々なお話を共有しました。

Zoom開催の様子2

最後に、久川さんは、時代とともに常に環境は変化することを踏まえ、子どもたちが置かれている現状を知り、今の自分にできることは何かを問い続け、その時代や地域のニーズに合わせた場づくりをしていくことが必要と話されました。
時間の許す限り参加者の意見をどんどん聞きたいという、久川さんの前向きな学びの姿勢がとても印象的でした。
今後のご活躍に期待したいです。

ESDカフェ お問い合わせ

岡山ESD推進協議会(岡山市市民協働局市民協働部SDGs・ESD推進課内)

担当:赤木、瀬戸井
電話:086-803-1354
ファクス:086-803-1777
電子メールアドレス:esd@city.okayama.lg.jp