11月18日(木曜日)に、オンラインで今年度第7回目のESDカフェを開催しました。
今回は「地域の中で、子どもが育つ環境づくり~みる・まなぶ・あそぶ~」をテーマに、NPO法人岡山市子どもセンターの久川春菜さんにお話しいただきました。
はじめに、現代社会は日々変化しており、そのような変化の激しい社会で生き抜くためには、「協調性や責任感」「自立や主体性」「チャレンジ精神」「コミュニケーション能力」などの力を身に付ける必要があり、そういった力を身に付けるために、子ども時代に多様な形で「体験」の場や機会を得ることが重要と話されました。
NPO法人子どもセンターは、2001年に設立され、「みる:舞台芸術鑑賞」、「まなぶ:みなん和やかサロン」、「あそぶ:おかやまプレーパーク」の3つの主な事業に取り組んでおり、今年20周年を迎えました。
久川さんは、普段はNPO法人岡山市子どもセンターの事務職員としてパソコンと向き合う時間が多いとのことですが、時間をつくり、積極的にプレーパークに参加し、遊び場の実践を積むように心がけられています。また、「『遊び』が学びに欠かせないのはどうしてか?」と自身で問いを立て、書籍等で学びを深められています。
参加者は、「子どもと聞いて最近気になること」についてそれぞれ話されました。
など、様々なお話を共有しました。
最後に、久川さんは、時代とともに常に環境は変化することを踏まえ、子どもたちが置かれている現状を知り、今の自分にできることは何かを問い続け、その時代や地域のニーズに合わせた場づくりをしていくことが必要と話されました。
時間の許す限り参加者の意見をどんどん聞きたいという、久川さんの前向きな学びの姿勢がとても印象的でした。
今後のご活躍に期待したいです。
岡山ESD推進協議会(岡山市市民協働局市民協働部SDGs・ESD推進課内)
担当:赤木、瀬戸井