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♯20「最高のサポーターを目指して」

[2014年10月7日]

ID:38263

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ユネスコスクール世界大会の学生運営スタッフについて

私たち学生運営スタッフは、2014年(平成26年)11月に行われる「ESDに関するユネスコ世界会議」ユネスコスクール世界大会※をサポートするために、2012年(平成24年)から活動しています。

メンバーは、岡山大学や岡山理科大学、ノートルダム清心女子大学、その他専門学校など、いろんな大学・学校から集まった学生たちです。
「教員になりたい」、「ESDについて学びたい」、「会議の運営やサポートに関するスキルを身につけたい」など、それぞれが目的を持ち、世界会議のよきサポーターとなるための活動に取り組んでいます。

談笑する学生運営スタッフたち

ユネスコスクール世界大会の準備セミナーの前に行われた学生ミーティングの様子

※ユネスコスクール世界大会:世界中のユネスコスクールでESD活動に取り組む高校生や教員が、お互いのESD活動について学びあい、豊かな未来の実現に向けて話し合います。学生運営スタッフは、この会議の中で行われる「高校生フォーラム」のサポートを行う予定です。

大学生だからこそできるサポート

2014年11月に行われるユネスコスクール世界大会では、司会や受付、海外ゲストへの対応など、会議に関わるすべての運営を、高校生が主体的に行います。

そのため、会議本番に向けて、準備セミナーを5、6回開催しています。準備セミナーの中で、高校生はESDについて学んだり、会議の運営を円滑に行うための準備をしたりしています。
準備セミナーの様子

私たち学生運営スタッフは、彼らの背中を押してあげられるようなアドバイスをしたり、高校生では対応が難しい部分を陰でサポートしたりしています。

準備セミナーの前後には、学生運営スタッフでミーティングを行い、「大学生だからこそできるサポートとは何か?」について考え、それぞれが積極的に動き最大限のサポートが行えるように、話し合いを重ね情報共有を行っています。

準備セミナーを通じて成長していく高校生の姿から学ぶもの

準備セミナーを重ねるごとに、高校生はセミナーで身につけた知識やスキルを実践できるようになっています。

さらに彼らは知識やスキル以外にも、多様な文化や価値観を持つ他人を尊重すること、様々な人・ものとの「つながり」を大切にしながら行動すること、一人ひとりが「気づき、行動する」ことなど、いろんな学びや気づきを得ています。
輪になって座る学生運営スタッフたち

私たち学生運営スタッフも、準備セミナーを通じて成長していく高校生の姿からいつも刺激を受け、パワーをもらっています。

ESDの実践者として…

学生運営スタッフは、世界会議をサポートするために立ち上がった組織ですが、私たち自身もESDへの理解を深めたり、ESDを実践するための活動を行ったりしています。

2013年(平成25年)の冬には、岡山大学のESD協働推進室コーディネーターの柴川弘子さん※に、ESDに関するセミナーを開いていただき、ESDの基礎知識から実践例までしっかりと学びました。
また、次のような活動にも取り組みました。

【東北実地研修(2013年11月)】
東日本大震災の被災地を訪れ、「防災」という観点から様々な立場の方からお話を聞きました。

【奈良研修(2014年3月)】
「世界遺産教育」という観点から奈良県内を視察したり、奈良教育大学の方々と交流を行ったりしました。また、奈良教育大学の方々と、「服との思い出」や「次の人へ伝えたいこと」を書きそえたメッセージとともに、古着を交換する「エコフレンドリーな取り組み」を実践しました。

これからも、世界会議で高校生を支える最高のサポーターとなれるよう、そして自ら学びESDを実践する力を身につけられるように活動していきたいと思います。

※ESD協働推進室:2011年(平成23年)より岡山大学大学院教育学研究科内に設置された機関で、学生がESDを学び、活動に取り組むための支援を行っています。ESD協働推進室をはじめとする、岡山大学のESDに関する取り組みについて、詳しくは「ESD活動団体紹介」をご覧ください!

岡山大学教育学部 大道加奈さん

岡山大学教育学部の大道加奈さん

岡山大学教育学部に所属しており、将来は教員になることを目指しています。
大学の授業でESDについて学んだ時、「もっとESDについて学びたい!」と思ったことがきっかけで、学生運営スタッフとしての活動を始めました。
もともと教育や国際交流などに興味があったので、ユネスコスクール世界大会のサポーターとして高校生と関われることや、その過程で多くの学びを得られていることに対してやりがいを感じています。

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