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#54「真庭・トンボの森づくり推進協議会について」

[2016年12月15日]

ID:38448

真庭・トンボの森づくり推進協議会とは?

「真庭・トンボの森づくり推進協議会」は、平成23年、株式会社トンボ、一般社団法人真庭観光連盟、津黒いきものふれあいの里、真庭市役所とともに地元の法人、住民が参画して設立し、今年度で5年目になります。
真庭市の北部にある津黒いきものふれあいの里に隣接する市有林約3ヘクタールを活動範囲として、多様な主体の連携のもと、森づくりの企画立案、活動主催を行い、広く募集した一般参加者とともに豊かな森づくりを行っています。

真庭・トンボの森推進協議会の図

推進の仕組み

本活動は、真庭市が株式会社トンボ及び一般社団法人真庭観光連盟とともに「未来につなぐ真庭の森づくり協定」を締結して、真庭市役所本庁舎のバイオマスボイラの運用によるJ-クレジット制度の売却益を活用するという企業活動と協働して行っています。

真庭市が地域で出てきた木質チップやペレットをバイオマスボイラ運用し、 得られるCO2をクレジット化し、株式会社トンボと真庭観光連盟に販売する。 クレジット販売によって得られた売却益を真庭・トンボの森づくり推進協議会の 運営費として活用し、間伐材のバイオマス利用を推進する取り組み。  2012年から年3回程度の活動を実施。トンボの社員だけでなく、地域の住民や 後楽館高校、真庭高校の生徒など約100名が参加。

活動内容

具体的な活動は下草刈りや薪つくり体験などで、年間3回から4回の専門家のアドバイスをもらいながら実施しています。
森づくりを通じて、旭川の下流など異なる立地の人々や、様々な世代の交流や技術の交流など、幅広い交流を行うことを目指しています。
毎回、バーベキューや蒜山やきそばなど、趣向を凝らした昼食で参加者の意欲を刺激することで口コミでも活動が広がり、今年度は毎回100人を超える人々に参加していただいています。

活動の様子1

また、森の整備は単に自然を回復することだけではありません。森の整備とは教育、癒しなどにつながっているという視点で、間伐した木を利用したツリーデッキやステージの建築など、多面的な活用によって森に親しむ場を提供することも心掛けています。
実際に皆で作った森の舞台で昨年度はバリ舞踏会、今年度はライアの演奏を行いました。
静かな森の木漏れ日が差す中での舞踏や演奏は非常に幻想的で、参加者にも非常に好評でした。
今後も豊かな森での思い出づくりのため、小さい子供から大人まで参加できる様々なイベントを企画していきたいと考えています。

活動の様子2

最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさんも是非この活動にご参加ください。
お待ちしております。

活動の様子3

真庭・トンボの森づくり推進協議会 高下 翼

高下翼さんの写真

1983年生まれ 北海道出身
北海道大学大学院を修了後、国土交通省入省。
農林水産省、環境省など国家公務員8年間の勤務の後、2016年3月末に退職。
その後、真庭市役所に就職し、現在に至る。

次の執筆者さんからのメッセージ!

難病総合支援ネットワークiSSN 代表 中嶋 嘉靖さん

中嶋さん

森の中でイベントを通して自然にふれあいながら交流ができる楽しい場所ができていいと思います。障がい者(児)も一緒に参加できることができれば、どういったことを求めているのか理解のきっかけになります。

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