開催日程:2014年11月7日(金曜日)
開催場所:ホテルグランヴィア岡山
高校生フォーラムに参加したチームの教員を基本とし、ファシリテーター、オブザーバーなど約100名が参加。
「ESDによって達成できたものは何か」「2014年以降ESDを推進するために教師やASPnetが果たすべき役割や行動は何か」をテーマに議論しました。
その後ユネスコスクール国内委員宣言起草ワーキンググループを中心に起草委員会が開かれ、翌日のユネスコスクール全国大会における宣言文の骨子がつくられました。
開催日程:2014年11月8日(土曜日)
開催場所:岡山大学津島キャンパス
国内ユネスコスクールの教員、教育委員会、ユネスコスクール協力者(企業・NGO/NPO、PTA、大学関係者など)など約1000名が参加し、岡山大学津島キャンパスで開催されました。
開会式では、岡山市立伊島小学校・津島小学校の児童代表8名が「地球温暖化」「環境問題」「世界の子どもたちのくらし」「人の心」などについて自分たちの思いや願いを言葉にし、「この地球を、持続可能な社会にしていきます」と元気よく開会宣言をしました。
また、その後ESDオフィシャルサポーターのシンガーソングライターの白井貴子さんと共に岡山市立三門幼稚園の園児たちが「僕らは大きな世界の一粒の命」の歌と踊りを披露してくれました。
全体会では、第5回ESD大賞受賞式が開催され、岡山市立京山中学校が文部科学大臣賞を受賞。また、同校の国内交流の実践発表として、多摩市立東愛宕中学校と同多摩永山中学校とのテレビ会議の様子が紹介されました。総合的な学習の時間を中心に学習してきた内容を踏まえながら、「平和」をテーマに意見交換を行い、出てきた意見をもとに「中学生平和宣言」としてまとめ、国連大学で開催された「地球市民会議」で発表したことや、その後の取り組みの成果なども報告されました。
分科会では、22に分かれたテーマ別交流研修会が開催されました。岡山市からは岡山市立第三藤田小学校と岡山市立京山中学校の実践が報告され、それをもとに協議が行われました。また、ユネスコスクールなどのESD活動のポスター発表や企業・団体によるプレゼンテーションなども「ESD博覧会」として開催され、多くの方にご覧いただきました。
最後の全体会では、「ESD推進のためのユネスコスクール宣言(ユネスコスクール岡山宣言)」が採択され、平和で持続可能な未来をつくるためにESDをともに推進していくことが確認されました。
添付ファイル
この宣言は、国連ESDの10年における日本全国のユネスコスクールによるESD活動の成果を共有し、そこで見えてきた課題も新たにしながら、今後さらにESDを充実・発展させていくことを宣言するものです。
宣言は、2014年11月10日(月曜日)から11月12日(水曜日)まで愛知県名古屋市で開催された「ESDに関するユネスコ世界会議」(閣僚級会合)にインプットされ、世界に発信されました。
今後、各学校や組織等でESDに取り組んでいく関係者の決意表明として、また、2015年以降のユネスコスクールの活動指針として活用されることが期待されます。
(岡山市ESD世界会議推進局)