「善太と三平」を読んで
ノートルダム清心女子大学2年 Y.Y.
「善太と三平」を読んで、小さな子どもが、様々なものに興味を抱き、視界に入る様々なものを見て、恐怖や不安を感じたり、好奇心をそそられたりするなど、心が踊っている様子や、成長する過程の中で、当たり障りのない現実を知ってしまった大人が、できないような発想を生み出している様子を感じた。そして、作中の善太と三平のように、自身が子どもの時も、実際には、あまり異質なことではないかもしれないものに、新鮮さを感じ、興味を抱き、自由な発想や、素直な心の動きができる高揚感を思い出し、懐かしく感じた。