「ひとつのビスケット」を読んで
ノートルダム清心女子大学 3年 N.Y
本作は、5人の子供の前にビスケットが一つあり、それを川に落として様子を見る。すると、魚たちがビスケットの取り合いを始めるが、最終的に魚たちはビスケットを食べられず、ビスケットは川に流されてしまうという話である。
これは、人が、欲を出して自分が欲しいものを手に入れようと取り合いをしても、結果的に何も手に入らないというメッセージを魚の様子を通してわかりやすく伝えている作品だと私は思った。子供、大人関係なく、自分本位に行動してしまうことは良くないことだな、と感じた。