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<感想・エッセイ>「マスコット」を読んで

[2020年6月19日]

ID:22741

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「マスコット」を読んで


 ノートルダム清心女子大学 2年 能美早智

 譲治の孫である3つか4つのマキが、小さな庭を三輪車をおして走り回ったり、大人のまねごとをしたりと、賑やかな日々を過ごしている。これは、マキが一家の中心であり、マスコットのような存在であると譲治はいう。また、譲治の妻が3つか4つの頃の話もあり、そこでも可愛らしいため村中からマスコットのように愛されたと書かれている。
 この話では、3歳頃の子どもをマスコットのようだとして表現しているところに、譲治が子ども好きだったことがうかがえる。マスコットというと、どんな人からも愛されるキャラクターである。妻のことをマスコットとして50年も共に暮らしていることから、譲治がどこにいても、身近に感じられる存在であると感じた。同じように、子どもと孫のことも、愛していたのだろうと思った。

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