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<感想・エッセイ>「三本の柿の木」を読んで

[2020年6月19日]

ID:22739

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「三本の柿の木」を読んで


 ノートルダム清心女子大学 4年 H.T.

 冒頭の川の様子が自然豊かに描写されていて、当時の生活が具体的に想像できるようであった。三本の柿の木のエピソードの中で、柿の木を屋敷に植えた時「早く大きくなれ、ならんとはさみでつみ切るぞ」とはさみを木のそばでかちかちと鳴らしておどすと実際に柿の木が大きくなったと書かれていたことに本当に驚いた。主人公のひいおじいさんの甚七さんからお父さんまで、三度も戦死という悲しい出来事に見舞われ、お母さんが「三度あったことを四度あるようにはしたくないものだ」と主人公の泉吉のために柿の木の下にホコラを買って来て幸せを祈ったという終わり方が当時の時代を感じさせ考えさせられた。

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