ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

岡山市文学賞坪田譲治文学賞・市民の童話賞ホーム

スマートフォン表示用の情報をスキップ

<感想・エッセイ>「金の梅・銀の梅」を読んで

[2020年6月19日]

ID:22732

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

「金の梅・銀の梅」を読んで


 ノートルダム清心女子大学 2年 黒住怜未

 何百本もの梅の木に囲まれた梅ヤシキは、あたり一面が、真っ白になっているだろう。ウグイスの鳴き声を聴きながら、ふたりでキャラメルを食べる。視覚・聴覚・味覚で春を感じる。子供ながらにも、「なんだか、夢でもみてるような気分に」なるのだ。
 キンちゃんが嘘をつく。子供ならではの、やんちゃで、可愛らしい心で。ケンちゃんはそれを信じる。子供ならではの、まっすぐで純粋な心で。読んでいると、昔の自分を思い出す。こんな風に、つまらなくなると、ちょっとした嘘で気を引いたものだ。それからケンちゃんは重い病気にかかってしまう。「金の梅・銀の梅」を握りしめて、最後の瞬間まで、ケンちゃんは子供として生きていた。
 残されてしまったキンちゃんは、今は悲しみと罪悪感でいっぱいだろう。もう少し大きくなって、あの時梅を持って行ってよかったと思ってもいいかもしれない。大人の境界線は、、、

お問い合わせ

市民生活局スポーツ文化部文化振興課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1054 ファクス: 086-803-1763

お問い合わせフォーム