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<感想・エッセイ>「きつねとぶどう」を読んで

[2020年6月19日]

ID:22730

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「きつねとぶどう」を読んで

 ノートルダム清心女子大学 2年 桑田彩永

 曖昧に書かれているため、推測でしかないが、親ギツネは子ギツネを守るため、身代わりになって、猟師に撃たれてしまったのだろう。見返りを求めずに子ギツネのためにブドウを取り、身をていして子ギツネを助ける親ギツネの無償の深い愛に感動した。
 また、この場面について考えたことは、子ギツネのように、いつ親がいなくなるか分からないということである。これから親と全部が全部、うまくやっていけるとは限らないが、そんな時でも、一緒にいる時間を大切にしたい。この童話は、私にこのことを気づかせてくれた。
 年齢を重ねるにつれ、私は、童話を読む機会がすっかりなくなったが、一つの童話が、このようにいろんなことを私に感じさせ、気づかせてくれた。そして、童話とは、子供、大人といった年代、いつの時代にも関係なく、人として大切なことを教えてくれるということが分かり、読んでよかった。

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