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<感想・エッセイ>「池のクジラ」を読んで

[2020年6月19日]

ID:22720

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「池のクジラ」を読んで


 ノートルダム清心女子大学 3年 K.K.

 池に迷い込んだクジラは、その池の王様のように振る舞い、魚や鳥たちに畏れられ、得意になっていた。しかし、誰もそのようなクジラの相手にはなってくれなかった。ただ、クジラは孤独だった。どこかも分からない池に迷い込み、池に住む生き物たちに自分の力を披露して、存在を認めてもらおうとしたのかもしれない。現実にもある話だと思う。いくら能力がある人でも、尊大な態度が過ぎると、周りの人からの信頼はなくなる。しかし、そのような態度の人も、池のクジラのように自分の存在を認めてもらおうとしていたり、弱い心や寂しい気持ちを隠そうとしていたりするのかもしれない。

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