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第35回市長と大盛トークを実施しました

[2019年12月26日]

ID:18736

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開催日:令和元年8月27日(火曜日)
開催場所:ブランチ岡山北長瀬 ハッシュタグ
テーマ:健康寿命の延伸に向けた健康づくりの推進

主に市政の重点課題・施策について分野や業種、テーマを選定し、市民の皆さんや関係者の方々と市長が膝を交えて語り合う「市長と大盛トーク」。
今回は、健康づくりに取り組んでいる方々8名と、「健康寿命の延伸に向けた健康づくりの推進」をテーマに意見交換を行いました。

会場のブランチ岡山北長瀬ハッシュタグの写真

会場のブランチ岡山北長瀬 ハッシュタグ

大森市長の挨拶

大盛トークでは、直接市民の方からお話を聞き、岡山市政の参考にさせていただいています。
今日は健康づくりがテーマです。
皆様の活動や、市の事業などについて、お話しいただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

大森市長が挨拶をする様子

参加者と市長の主な発言

健康寿命の延伸について

健康寿命の延伸について話をする様子

(参加者)私達の団体の活動テーマは「親から子、子から孫へ」です。
定例会や研修会を行い、健康寿命の延伸に繋がる活動をしています。
岡山県の健康寿命は、都道府県ランキングでは下から数えたほうが早いので、トップ5に入れるよう、活動をしていきたいと思っています。
具体的な取り組みとしては、中小・中学校と連携して活動したり、喫煙予防教室を実施したり、アルコールについても啓発しています。
私たち大人が、地域の子供たちに「しっかりとあなた達を見守っていますよ」と伝えたいと思っています。
(市長)どうして岡山県は健康寿命が下位なのでしょうか。
(参加者)運動が足りていないのかなと思います。
年を重ねても運動をしていたら、健康寿命は延びてくるのではないでしょうか。

ケンコー大作戦について

ケンコー大作戦について話をする様子

(参加者)私の会社は「ケンコー大作戦」に参加しています。
食の部分で何かできないかということで、1日に必要な野菜の3分の1が摂れる弁当を開発しました。最初は売れるかどうか心配していましたが、ボリュームも減らさず、中身も変えながらやってきたところ、今では人気の商品になりました。
今後も、もっと野菜が摂れるお弁当などを開発して、食の提供を進めていきたいと思っています。
(市長)
特に意識されたことはありますか。
(参加者)減塩と野菜です。野菜が効率よく摂れて、カロリーが低いこと。
今までのお弁当は、唐揚げやハンバーグなど揚げ物が中心で、野菜が少なかった。
でもこのお弁当を食べたら、野菜も摂れて、健康ポイントも得られるという一石二鳥になっています。

社会参加について

社会参加について話をする様子

(参加者)私達は、公民館でラジオ体操や市民体操をやっています。
今年は「食事と運動」をテーマに、社会参加を大切にして活動しています。
大盛トークで健康がテーマに取り上げられたことは、昔と比べて社会参加が進んだものと嬉しく思います。
何に対しても反対する人はいます。でも、健康について反対する人はいません。みんな健康になりたいんです。
でも、健康に関する取り組みについては、地味な印象が拭えません。
(市長)参加する人は昔から参加していて、参加しない人はずっと参加していないって、よく言われていますよね。無関心な人は、どうやったら参加してくれますかね。
(参加者)口コミが効果的ですね。私も機会があれば、話をしています。
最近は、各団体が様々な企画をしたり、公民館が頑張ったおかげで、参加者が増えてきています。

食事と運動について

食事と運動について話をする様子

(参加者)私は薬剤師ですが、こんなに薬飲まなくていいのにと思うことがあります。
私は10年前に7キロくらい太り、血糖値が8を超え、薬を飲むことになりました。
自分が不摂生したのはよくわかっていたので、週に5日ぐらい、1日30分走って、食事はコレステロールや脂っこいものを控えました。
すると毎月1キロずつ痩せ、半年後に血糖値は正常値まで下がりました。
食事と運動がすごく大事だと実感しました。

ええとこ発見図について

ええとこ発見図について話をする様子

(参加者)ええとこ発見図」を利用して、新しいウォーキングコースをつくりました。
そのウォーキングコースが地域でどの程度利用されているか、一度チェックが必要ではないかと思います。現状を確認すればもっとうまく利用できる気がします。
(市長)イベントは、各地区でされていますか。
(参加者)ほとんどの学区でやっています。「ええとこ発見図」でウォーキングコースをつくっているところもいくつかあります。

フレイルチェックについて

(参加者)フレイルチェックですが、噛む力や歩く力の変化も確認するべきだと思います。運動機能をチェックする項目をもっと増やしてもらいたいと思います。
市役所で「認知症・フレイル普及啓発パネル展」を実施していましたよね。その中でフレイルチェックをしていましたが、もっと機会を増やしたほうがいいと思います。
保健福祉会館や市民病院などの公共の場所に、フレイルチェックができる場を設ければ、偶然通りかかった人も気軽に参加しやすい。そこから市民の意識啓発ができるのではないかと思っています。

運動の継続について

運動の継続について話をする様子

(参加者)私はスポーツクラブで働いています。
スポーツクラブには、健康意識の高いシニア層の方もたくさん来られます。
スポーツクラブには、同じ目的や趣味の仲間が集います。仲間をつくることで、もっと運動が継続しやすくなると思います。
(市長)スポーツクラブの需要が非常に大きいみたいですね。
(参加者)そうですね。今のスポーツクラブは、女性専用や24時間対応のところもあります。
やはり運動は継続が重要ですが、3~6か月ぐらいで終わる方も多いですね。
(市長)働いている人は、やっぱりなかなか続けられないのかな。
(参加者)いろいろな原因があると思います。」
でも、運動そのものでなく、運動の後の話し合いが楽しみで続けている人なんかも多いですね。

高齢者の参加について

高齢者の参加について話をする様子

(参加者)私達の団体は、年齢層が60代から80代の方で構成されています。
「ケンコー大作戦」のチラシを配って参加を呼びかけてきました。
実際参加してわかったことですが、高齢者の方にはハードルが高過ぎると思います。
ウォーキングをするにしても万歩計は持っていないし、携帯のアプリをダウンロードする方法もわからない。
じゃあ、栄養バランスのよいお弁当でも買ってみようかというわけで、今やっています。
もうちょっと簡単に踏み込めるような形であったら、多分皆さん参加できると思います。
「ケンコー大作戦」はすごくいい取り組みで、歩くきっかけになると思います。
高齢者の方は、外出してお友達と一緒に何かに取り組んだり、お話ししたりすることをすごく楽しみにされています。
それに付随する楽しみが増えたら、もっとおもしろくなると思います。
面倒を見てくれる人がいたら参加しやすいと思います。私の場合は、公民館が手続きなどの手助けをしてくれました。
(市長)高齢化に伴い、もっと簡単にしてもいいのかもしれませんね。

健康についての意識改革について

(参加者)40代、50代には、病気になりかけている予備群がいます。
そのまま運動もせずに食生活も乱れていたら、必ず糖尿病や高血圧になってしまいます。
中性脂肪の影響が出ることはわかっていても、何も変えようとしないですね。
健康に向けた取り組みは継続しないと意味がない。
飲みに行く時間はあるのに運動する時間はないと言う。おかしな話なので、そのあたり意識を変えていかなければならないと思います。
健康であることがどれだけ幸せかを理解してもらう。運動も食事治療もしなかったら、もうおいしいものは食べられなくなるわけですよね。
そうなると、幸せじゃない、楽しみもない。そういうことを伝えていくのも大事なことだと思います。
また、食についても小さいころから教育しておかないと、大人になってから教育することは悪循環だと思います。
水泳教室には、子ども達もたくさん来ていますが、その子ども達がどんな食事をしているのかまではわからない。
子ども達に、健康に長く過ごすことについて教育してあげるべきだと思います。

ケンコー大作戦の参加者増に向けて

(参加者)最近、テレビやマスコミの潮目が変わったと思います。
病気や健康への意識が変わってきたというか、未病・予防に関するテレビ番組がものすごく増えたと思います。
それだけ市民は健康に関心があるはずなんですが、「ケンコー大作戦」の参加者が増えないのは不思議ですね。
(参加者)私達の薬局では、企業に出向いて健康講座を無料で実施しています。その際に「ケンコー大作戦」の案内をしたら、すぐに30人~40人くらいは入ってくれます。
これからも参加者がもっと増えるよう、どんどん宣伝していきたいと思います。
みんなで協力し合いながらやっていけば、もっと広がると思います。取り組みが広がれば、健康な人も増えます。
(市長)ありがとうございます。もっと参加者を増やす方法を考えていく必要がありますね。
(参加者)「ケンコー大作戦」を知らない団体もあるので、より多くの方に知ってもらえるよう、もっと広報が必要かと思います。

OKAYAMA!市民体操・あっ晴れ!もも太郎体操について

OKAYAMA!市民体操・あっ晴れ!もも太郎体操について話をする様子

(参加者)「あっ晴れ!もも太郎体操」はフレイル予防に適していると思います。
私たちの学区では金曜日のお昼に、公民館のロビーでDVDを流して「あっ晴れ!もも太郎体操」をしています。
初めは私たちだけでしたが、偶然来られた方が参加したり、公民館の講座にやって来た方が参加したりして、少しずつ広がってきています。
(参加者)私は「OKAYAMA!市民体操」を介護予防教室でしています。
すごくいい体操だと思います。昨日、血液検査で実年齢よりも若い数値が出ました。
私は「OKAYAMA!市民体操」やストレッチをしているから、自然と血液も体も健康になっているんじゃないかなと思います。市長さんが市民体操をする姿がテレビなどで流れたら、絶対に普及すると思います。
(市長)宣伝になるならいくらでもしますよ。
(参加者)体操は、子供から大人までみんなができて健康になれます。
(参加者)小・中学校ではなかなか普及していませんが、幼稚園はよく市民体操をしています。
(参加者)
体操というよりは踊りみたいだから、幼稚園児はすごく楽しんでいますね。小学校でもぜひやってほしいですね。

みんなで取り組んでいく

(市長)私は腰が悪く、腰のストレッチなどを普段しています。
そういった習慣のような何かがあってもいいと思います。
市民ひとりひとりが、運動する習慣や、減塩・カロリーなど食生活への意識を持つことが重要ですね。
また、みんなで集まってやっていくこともやはり必要なのでしょうね。
(参加者)この北長瀬ブランチには、スポーツクラブがあるためか、プロテインのコーナーに人気があります。
他の店では売れない商品がここでは売れています。
だから、オール岡山の中で何かできたら、効果が大きいのではないかと思います。
(参加者)「ケンコー大作戦」に誘った人から、「あのお弁当を買ったよ、あのイベントに行ったよ」と言われると、やりがいを感じます。
全員ではないけど、1人でも興味を持ってくれると嬉しいですね。
(市長)課題というのは常にあって、どれだけ改善しても新たに出てきますが、前に向かってやっていくしかないと思います。
「ケンコー大作戦」は、まだ目標の参加人数には足りていませんが、色々とやっていきたいと思っています。
一緒になって、いい形にできるよう、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

第35回市長と大盛トーク参加者の皆さんとの集合写真

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市長公室 広報広聴課 広聴担当

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