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第27回市長と大盛トークを実施しました

[2016年11月8日]

ID:2422

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会場の岡山市立岡山中央中学校の写真

会場の岡山市立岡山中央中学校

開催日:平成28年10月3日(月曜日)
開催場所:岡山市立岡山中央中学校
テーマ:「自分たちの学校生活、岡山中央中学校区のまちづくりについて」

市民の皆様と市長が自由に語り合い、市民の皆様の思いと知恵を引き出す「市長と大盛トーク」。
第27回は岡山市立岡山中央中学校生徒12名と意見交換しました。

大森市長のあいさつ

「市長と大盛トーク」は、東京で生活をしていたときに見ていた岡山と、岡山に戻ってきて見た岡山とがちょっと違うなというように思って、いろんな方の話を聞こうということで始めました。今日はそれとともに、私の中学校の生活は皆さんが歴史で学ぶ高度経済のいわゆる成長期で全然時代が違って、私とそういう背景が違う、考え方が変わってくる。そういった考えを時々聞かせてもらって心をシャッフルする、そういったことが重要だなと思っていて、今日はこの中央中学校に来させていただきました。皆さん方の率直に思っていることを聞かせてもらいたいなと思っています

参加者と市長の主な発言

岡山のいいところについて

岡山のいいところについて話をする様子

(参加者)私の思う岡山のいいところは、登校中などにいろんなところに地域の方々や保護者の方が立っていて、挨拶してくださったり、子どもたちの安全を見守ってくださっているので、そういう面で交流も図れるし、すごくいい機会だなと思っています。

(市長)地域の方たちが挨拶してくれているということは本当に誇るべきこと。そういう素晴らしい面というのは大切にして、どこかに行ってもそういう交流、挨拶、そういったところを大切にしたほうがいい。

(参加者)岡山のいいところは、ももちゃりやめぐりんがあって誰でも簡単に移動できたりするので、交通の便利がいいなと思いました。

(市長)ももちゃりは1日1台当たり3.3回使われている。これは1年中の平均で、すごく多い。仙台とかも結構やっているけど、電動の補助付きが結構あって坂が多い。岡山は坂がないし、冬も使える。だから、すごく使われているけど、事故が多い。みんな是非ルール、マナーを守って使ってください。

岡山のいいところについて話をする参加者

(参加者)岡山市は他の県と比べて余り目立たないなっていうイメージがあって、岡山のPRをするのに岡山市に住んでいる人しか知らないことをもうちょっとアピールしていくべきだと思います。例えば後楽園に行ったら近くでこういうことがありますよとか、商店街でスタンプラリーをしていて景品がもらえますよとか、いろんなことに関連付けたことをどんどん全国に出していけば岡山市が盛り上がっていいと思います。

(市長)そのとおりで案外目立ってないよね。だから目立たせるにはどうすればいいか、今私が言っているのは、いろんなことをとにかくどんどん何でも使って発信していこうということ。今度、現代アートの展示をやるんだけど、世界16カ国の本当に現代アートのエキスパートが後楽館天神校舎跡地や岡山城、林原美術館などでやってくれる。中学生は無料だから是非みんな見に行って。まず発信するには自分たちで知らないといけないし、いろいろなルートを使って発信していく。新聞やテレビとかどんどんやっていくつもりです。みんなも同じような力があって、例えば親戚に岡山がこんなことやっているから来てみたらというような。これが全部合わさるとトータルで発信のすごいツールになる。みんなが宣伝マンになってやっていくことと思っています。

岡山中央中学校のいいところ、好きなところなどについて

岡山中央中学校のいいところ、好きなところなどについて話をする様子

(参加者)岡山中央中学校の好きなところは、校舎の建て替えとかで新しくはなっているけれど、藩池などの古いものも残している。古いものを残しながら新しいものも取り入れているっていうところが好きです。

(市長)温故知新みたいなことだな。昔のことを大事にするっていうことも重要だし。岡山の歴史ってあるから、そこを大切にしないといけない。観光という言葉は、光を観ると書く。これは中国の四書五経の中の易経という中にある言葉で、光はそこの地の歴史であり文化である。だから、そこの歴史、文化というのはすごい重要。ただ、歴史、文化は昔でとどまる必要はなくて、皆が変えていけばよくて、それが新しい歴史になり新しい文化になる。今回現代アートをやったのも、みんなが新しいものを知ることによってより創造性、クリエーティブなパッションを強めて新しい歴史、文化をつくっていくこと。そういうことってすごい重要だと思います。

(参加者)岡山中央中学校のいいところは、各学年の学級委員長が毎月クラスに対して目標に沿った取り組みを考えることで、問題が改善されているところです。例えば、授業の前の号令で正しい姿勢を取って休み時間と授業の切りかえを付けられるようにするなどの取り組みです。これは、委員長会が毎月あって、そこで各専門委員会の委員長や各学年委員長がそれぞれ話し合って決めています。

(市長)委員長が集まるシステムを作ったのがえらい。そういういいシステムがあると学校がうまく回転するということ、そういうものの一つかもしれない。

岡山中央中学校のいいところ、好きなところなどについて話をする市長

(参加者)岡山中央中学校には3つの伝統というものがあります。1つ目は挨拶のできる学校、2つ目は歌声の響きあう学校、3つ目は境目のない美しい学校です。今回、3つ目の伝統に着目して、健常者と障がいを持っている人の接し方について考えました。それぞれの人の間にはどうしても考え方の不一致が起こると思いますが、自分と違う考え方を理解して受け入れることは出来ると思うので、そういう心の広い大人になっていけば暮らしやすい国になると思います。

(市長)ちょっと話は違うけど、今話題になっているヘイトスピーチというのがある。我々はたまたま日本人に生まれてきただけで、どこに生まれるかわからない。別の言葉で言うと、健常者と障がい者もどう生まれてくるかわからない。だからそこを差別して考えるのはおかしいと思う。この前、全盲の人だけの大会に行って何を言おうかなと思ったんですが、広島の人が大分おられて、ちょうど広島カープが優勝した翌日だったからカープ優勝おめでとうございますって言った。そしたら、みんな笑顔で拍手。そのとき思ったのが、障がい者の人も我々も全く変わらない、気持ちは変わらない。だから、もっと広い気持ち以上に、普通なんだよと、同じなんだと思ったほうがいいんじゃないかと思う。ただ、配慮はしてあげないといけないよね。盲導犬や点字ブロックも必要だろうし、そこはいろんなことを考えてあげるのは当たり前だね。

(参加者)岡山中央中学校にはユニバーサルデザインがとても使われています。廊下との段差が少なく車椅子でも簡単に出入りできるトイレやスロープ、廊下の点字ブロックなどさまざまなユニバーサルデザインが使われた校舎となっていて便利だと思います。
また部活動の中にパソコン要約筆記同好会というものがあり、その部活動は集会のときに先生の話をまとめて前のスクリーンに映してくれる気配りをしています。その役割があるから中央中学校のみんながその集会に参加できており、その活動があるからこそみんながともに楽しく中学校生活を送れています。

(市長)ユニバーサルデザインって誰でも親しめる、不便を感じずに活動できる、こういうのは案外少ない。新しい校舎などができているという話があったけど、こういうふうにどんどんしていかないといけないですね。

岡山中央中学校の取り組みなどについて

岡山中央中学校の取り組みなどについて話をする様子

(参加者)岡山中央中学校では、携帯・スマホマナー宣言という取り組みを一昨年から始めていて、岡山中央中学校のスマホや携帯のルールを決めてその学校をよくしていこうとしています。ルールをTPOの3つに分けて、使用する時間や場所を守っていこうとしています。この取り組みをすることでみんなのスマホや携帯の使用が良くなってきなと思います。
(参加者)岡山中央中スタンダードという学校の授業などの決まりをつくっていて、語先後礼であったり、先生が目標を提示してそれに合った授業をしてみんながまとめをしたりしています。それで勉強もわかりやすくなるし、語先後礼のほうが礼儀正しくて大人になってからも通用するものだと思うので、それが中学校のうちにできているようになるのはすごくいいところだと思います。
(参加者)語先後礼を岡山中央中学校で取り組んで、毎回挨拶を授業の初めと終わりの挨拶で先に言葉を言って礼をしています。言葉を言ってからおじぎができるので気持ちが伝わりやすくなり、敬意が表せる。語先後礼は岡山中央中学校のいいところなんですけど、できていない人もいる。改善するにはまず自分から大きい声で挨拶をして他の人に意識してもらわないとだめだなと思っています。

(市長)相手の顔を見て話すというのはすごい重要です。やはりどういうことを考えているのかなっていうのが目と目で初めてわかることは多いし、できていない人にもそういうふうにどんどん伝播していってくれるとありがたいなと思います。

岡山中央中学校の取り組みなどについて話をする参加者

(参加者)岡山中央中学校ならではの行事にPTCフェスティバルというものがあります。この行事ではある方に講演に来ていただいて話してもらうものです。去年はビリギャルの本の小林さやかさんに来ていただいて、友達の大切さだったり勉強の大切さをよく知れたので本当によかったと思います。
(参加者)岡山中央中学校には夏休みのゴミ拾いや保育園のお手伝いをするボランティア、また夏休み以外でも放課後に西川に行って植栽をするボランティアなどの活動があります。実際に、西川の植栽ボランティアに参加して、地域の方々が植栽をする手順を教えてくれたり道具を貸してくれて、地域の方と一緒に協力して植栽をしていると西川を通りかかった方が頑張っているねとか励ましの言葉を掛けてくださってとてもやる気が出ました。またその植栽が終わった後に花壇とかを見るととてもきれいになっていて頑張ったなという達成感が得られました。このボランティアを通して地域の交流も深まったし大きな達成感も得られたので、これからもボランティアを続けていこうと思います。

(市長)ボランティアは本当に随分みんなよくやってくれるようになった。やっているといろいろなことに気付くし、是非これからも続けてください。

第27回大盛トーク参加者の皆さんとの集合写真

第27回大盛トーク参加者の皆さんと

岡山中央中学校の皆さんとの集合写真

岡山中央中学校の皆さんと

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