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第10回市長と大盛トークを実施しました

[2014年7月29日]

ID:2427

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会場の中区役所の写真

会場の中区役所

開催日:平成26年8月7日(木曜日)
開催場所:中区役所
テーマ:地域の振興について

市長が地域に出向いて、市民の皆様と直接対話する「市長と大盛トーク」。
第10回は東山・操山中学校区の皆さん11人と意見交換しました。
今後も各地域で参加者を募集して実施しますので、皆様の応募をお待ちしています。

第10回市長と大盛トーク参加者との集合写真

第10回市長と大盛トーク参加者と

参加者の主な発言

参加者の主な発言の様子1
  • 市長と話す会は、昔、安宅市長のときはちょくちょくありましたが、しばらくなかったので、今度、大森市長になって実施していただき「わー嬉しいわ」と思いました。旭東学区コミュニティ協議会ではお年寄りの認知症予防の教室や男性の料理教室などをやっています。料理教室は「今度はいつある?」と言って皆さん楽しみになさっています。
  • 平井学区では災害が起きても大丈夫な地域づくりということで、防災訓練をやっています。私たちは、行政に頼るんではなくて自分達でできることは自分達でやる。ここは行政に補助してもらわないといけないということがあったらお願いするという考えでやっています。5年前から災害に備えて食物、飲料水などの備蓄をしています。簡易トイレとかダンボールベッドとかいろんな人の意見を聞いて、備えられるものは備えています。また交通安全では区役所や警察の方と一緒に危険箇所の点検を行って、毎年改善していっています。そのときは区役所の方に協力してもらって助かっています。
  • 私は宇野学区で放課後宿題教室のコーディネーター役をやっております。校長先生から一度も宿題をしてきたことがない子が何人もいるという話を聞いて、6月から宇野コミュニティーハウスでやり始めました。小学校2年生の35人を対象に地域のボランティア11人と就実大学教育学部の4回生約10人に来ていただいて、週3回やっています。
  • 昔は子どもが学校で叱られたら、先生に「よく叱っていただきました」とお礼を言っていました。今は保護者が「何でうちの子を叱るのか」と言うようです。先生方もそういう対応に追われて、やりたくてもやれないということが昔に比べて増えているのじゃないかと思います。根本的な対策を地元の力と行政の力とが合わさってできないものかと思います。
  • 「これだけ自分の子どもは大きくなりました。先生、教育つけてください。」と言うのが普通なんですよ。今は学校の先生に対して「うちの子供をどうして教育しないんだ。」というようなことを言うでしょう。先生方がノイローゼになるはずですわ。保護者を教育する方法はないんだろうかという話なんですよ。
参加者の主な発言の様子2
  • 三勲学区の幼稚園、小学校、郵便局など22箇所に「不審者警戒中」という看板を立てています。事件が起きてからでは遅いので、相当抑止力になるんじゃなかろうかと思っています。
  • 宇野学区は百間川と旭川に囲まれています。昔は農村地帯でしたが宅地化され、降った雨が出ていく水路がないんですよ。豪雨のたびに道路が冠水しています。旭川の水位が危険なところまで上がると百間川にも流れますし、全部樋門が閉められるわけですよ。そうなると中はプールのようになってしまうんです。20数年前からポンプ場の用地を確保されているんですが、全然進んでいません。
  • 内水を何とかしていただきたいというのが切実なお願いです。内水対策ですけど、倉安川にポンプ場ができました。平井学区でも豪雨があると冠水するところがあります。市にも国にも話をするんですが、現状としてどうにもならないようです。そういうところには土を持ってきて、各家庭に土嚢を積んでもらってできるだけ被害が少ないようにやってもらっています。内水のことは、平井学区より下の操明学区はもっと浸かって、切実だと思います。行政には水利委員と話をしていただきたいと思います。水門をうまいぐあいに動かしたら冠水が減ると思います。
  • 旭東学区に住んで30年以上になりますが、旭東小学校の南門はいっぺんも開けたことがないように思います。災害の際は開けて住民が少しでも早く避難できることを考えてもらいたい。それから、危険な空き家のことです。代がかわって連絡がとれない。都市整備局のほうにお願いしてますが、大変だと思いますけど粘り強い対応をお願いします。
参加者の主な発言の様子3
  • 三勲学区では防災関係の人づくり講座を今年4回やりました。災害避難所を設けた場合の想定訓練をしています。
  • 公共交通機関が全部天満屋など市中心部に向かっています。東山と高島とを結ぶといったようなルートはありません。三勲学区は高齢化率が28%ぐらいなんですよ。齢をとったら車も乗れないので、公共交通機関を使いたいのです。高齢者が外にでられるようにしてほしいです。
  • 私は地域の子は地域で育てるべきであろうと思っています。いろんなイベントを催して、子ども達にマナーを知ってもらい、人に対するおもいやりをもってもらう。この間、岡山っ子育成局といっしょに犬島に子ども達100人ぐらい連れて行きました。犬島のキャンプ場に行ったら大きな蜂の巣があって、子どもたちがいない間に退治しました。施設をつくって管理しているなら事前に何かやっておいてもらえたらなと思いました。
  • 子どもたちの活動をしていて、市とわれわれの協力体制をつくっていかないといけないんですけど、学校とも一緒にやっていかなければならないのです。教育委員会や岡山っ子育成局、いろんなところが絡んできて、縦割り行政の変なところが出たのかなと感じることがあります。市には縦だけでなく横のつながりもつくっていただいたら我々としても動きやすいと思います。
  • 地域でイベントをするといっても、現役世代は夜しか動けないんです。夜では限りがある。主力で動いていただけるのは60歳以上の方です。すごい戦力です。

市長の主な発言

市長の主な発言の様子1
  • 行政の縦割りっていうのは悪くはないんですね。ただ、コーディネートする窓口が全体を見ていく機能が弱いと、全体組織がまったく機能しない。具体の話があればぜひ言っていただいて、この場面でこんなことがあったということを教えていただければ、それを直す。なかなか抽象的なものはわからないんじゃないですか。具体案での議論をするのが一番いいと思うんですね。
  • 若者たちは結構岡山に残りたいと言っていますね。一生ここのふるさとでいろいろとやりたい、岡山をよくしてやると、ふるさとに敬意を持っている人が多いんです。やはり一番の関心は就職ですよね。企業のこと。そういうものが、ここで大きく展開できるような筋をつくりたいなと思いますね。
  • 私が岡山へ帰って来て感じるのですが、子どもたちがみんな挨拶をします。東京に比べるとはるかにあいさつする。これは、やはり地域というのが存在しているという証拠ではないのかなと思います。エレベーターでいっしょになって普通だったら、朝だと「おはようございます」とか言うじゃないですか。東京は一切ないです。だからまだまだ地域が存在して子どもたちがそういう面では幸せなところがあるんだろうという気がします。
  • 学校は久しぶりに戻ってきてずいぶん変わったと思います。私もある学校に行った時に、校長さんが出てきて説明されますね。校長の横に指導主事さんがおられて、副校長さんが端っこにいて、それだけで学校のかかえている問題がわかります。
  • 学校でいじめがあっても対処の仕方、フォローがどうなんだということがありましたね。国のほうも動いて、今の教育委員会はおかしい、駄目じゃないかということで、総合教育会議なんかもやって、自治体みんなでこの問題を考えようじゃないかというようなことになってきておりますね。これは一朝一夕にはいかない。相当、構造的な問題になっているんですけど、一つ一つ考えないといけない。たとえば、本当に疲弊しきって学校に行っている先生がいます。そんな感じしますよね。だから、何で疲弊しているのかということを考えないと。保護者の関係とかいろんなことがありますよね。
市長の主な発言の様子2
  • 岡山市は災害が少ないと言われながらも、水害の被害は、ここ5年の調査でも政令指定都市で3番目、県全体でも8番目に多いのです。満潮時での海抜0m地帯がどれくらいあるかご存知ですか。岡山市は面積が789平方キロメートルなんですけど、満潮時での海抜0m地帯は230平方キロメートルあるんですよ。海抜表示で1.0mと書いてありますが、満潮時の基準にすると0mになるんです。
  • 僕が国にいる時に問題になったは東京都の江戸川区です。区全部が海抜0m地帯です。避難所計画では、隣の市川市に高いところがあるから広域的に避難所をやっていこう、柔軟な対応が必要だという話になりました。
  • ポンプ場の話は、全体のプライオリティー(優先順位)に準じるかたちでやっていくしかないんだろうと思うんです。けれど、それだけが本当に排水対策なんだろうか。全体を見ながら、ポンプ場ができないのだったら何もしないのかというところですね。今までの被害額が多いところからやっていくということはやむを得ないにしても、じゃ今本当に困っているんだったら、次善の措置は何ができるのかということを考えることが必要じゃないですかね。他のところをやめてうちのところにポンプ場をつくれっていうのは、わがままと思います。排水対策というのは結構お金がかかりますので、限られた予算のなかでどうやっていくかです。海抜0mと同じところが230平方キロメートルあるわけですので、全体の状況を見ながらやっていかないといけません。
  • 高齢化の進展ってすごいですよ。団塊の世代が63歳でしょ。私が市長になったとき、市の高齢者率が、9月は23.3%だった。今年の5月で23.9%。8ヶ月で0.6%上がってきています。健康寿命※というのはいろいろと問題になっているでしょ。これが岡山市は政令指定都市20市の中で男18位、女15位です。トップは浜松市なんですけど3歳以上違うのです。平均寿命はある程度ありますから、健康期間というのが政令指定都市の中では岡山市は落込んでいるんです。こういうのを上げていかないといけません。地域と高齢者、これからのキーワードですね。
    ※健康寿命=健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間

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