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第17回市長と大盛トークを実施しました

[2015年6月9日]

ID:2420

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開催日:平成27年5月19日(火曜日)
開催場所:御南西公民館
テーマ:地域の振興について
~地域の特性を踏まえ、5年後10年後を見据えた中・長期的なまちづくり~

市長が地域に出向いて、市民の皆様と膝を交えて語り合い、市民の皆様の思いをしっかりと受け止める「市長と大盛トーク」
第17回は御南・吉備中学校区の皆さん15人と意見交換しました。

会場の御南西公民館の写真

会場の御南西公民館

参加者と市長の主な発言

地域の防災

地域の防災について話をする様子

(参加者)地区として笹ヶ瀬川、足守川があり堤防もいくらか直してもらった状況ではあるが、海抜は高いところで1.9m、低いところでは0.9mであっという間に水に浸かってしまう状況です。

(参加者)排水のために本来的には児島湖の水位を下げていただくというのが一番の解決策かなと思うが、完全な排水までではなくても、床下浸水しない程度まで排水出来る能力のポンプ場増設をお願いしたい。

(参加者)災害が起きたときの指定避難場所がどこになっているかほとんどの人が知らない。正式には最終は岡山ドームだということになっているが、その前にどこへ避難するかはっきりした指示がわからない。標識や看板などの設置により広く周知を図ってほしい。

(参加者)地区として高台へ上がれと言われても、多分マンションくらいしかないと思います。陵南学区には吉備の中山という場所があるが、そういった高台になるところに避難場所や備蓄倉庫をつくってほしい。

(市長)岡山って災害がない。たしかに地震に関しては、例えば東京に比べると二桁違います。ただ水害という面では、海抜ゼロメーターというのが岡山平野ですし、平野としては東京湾の広さと同じだけのものがあります。ご指摘のように、水害の被害っていうのは、政令指定都市の中でもワーストスリーということで、割と深刻です。まずは、大きなハードの面はそう簡単に動かないので、出来るだけ簡易なやり方でも、やれるものはやっていこうということを今年度の予算からはやっていくようにしています。

地域のまちづくり

地域のまちづくりについて話をする様子その1

(参加者)今保・久米地区は地区の中心の道が非常に狭く消防車も入れないようなところなので、安心安全な地域づくりをしていくために、用水を狭めて道路として拡幅するといったことは出来ないか。

(参加者)岡山市の新しい施設などをつくるときに、今は協働といわれて行政と住民が一体になってやろうというなかで、住民の声を届けられる場を是非作ってほしい。

(参加者)2年前に倉敷で誘拐事件がありましたが、この地域も子供たちが多い地域なので、防犯灯をもう少し強化して、子どもたちの安全を図っていただくのが希望です。

(市長)このあたりの道も狭いところは狭い。一つの提案ではありますが、超小型モビリティというのがあります。たとえばこれから在宅介護などといったところで薬の管理だとかいろいろな面でネットワークをやっていかないといけないし、防犯でもあり得ると思うんですけど。いろんな議論をどんどんしていけばいいと思うし、モビリティの検討というのも一つあるかもしれないですね。ああいうのを応用して、さまざまな動きは出来るような気がします。

防犯の話で防犯灯をどうするかというときに、本当に各地区から非常に関心が強くて、出来るだけ意を用いてやっていきたいと思います。またこの地域は本当に活気があります。だからその活気をうまく生かして、いろいろな交流があり、役員の方一体となっていい町にしていただければありがたいなと思います。

地域のまちづくりについて話をする様子その2

(参加者)マンション等も建っており将来人口的には増えていくと思うが、道路等も長く使っていけるようインフラ整備をしていってほしい。また小型バスなどを充実させ、地区から周辺駅、駅から中心市街地へと繋がれるよう利便性を高めてほしい。

(参加者)一般企業の方が工場をここへ出したいとか移転したいとかいう話をちょこちょこ耳にするが、準工業地域のようなところがないかということを言われる。それが出来るかはわからないが、産業が入ってくると地域の雇用につながったり、交通量だとかいろんな面で地域が発展していくのではないかと思う。

(市長)荒廃するアメリカといって、インフラのメンテナンスがおかしくて、どんどん人が出ていくというのもありましたが、逆にスラム化して町がおかしくなっていくっていう現象というのもありました。そういう面でも、メンテナンスの面では一つ一つ丁寧にやるっていう気持ちをまず持っておくということが必要だと思います。

岡山は高速道路とか鉄道がいいから、特に高速道路の面で、インターチェンジの周りに企業が来たいなら、それは都市計画変えてやりますよというようなことを出しました。都市計画も基本はそんなに固定的に考える必要はないが、どんどんどんどん広がっていく岡山というのはどうなのかなと思っています。ある程度小さな拠点みたいなのがあって、そこでも商業機能、医療機能なんかを持ちながら、何かあったら岡山の市内の中心へ。中心には高度な医療なんかを持っているというような、そういうある程度にぎわいが出てくるようになっていかないといけないかと思っています。

子育て 教育

子育て 教育について話をする様子

(参加者)御南中学校区の地域協働学校として「ハーフメディア」の取り組みを行っています。今、スマホやパソコン、ゲームなどに時間をとられている子が多いなかで、ハーフメディア週間を設けてその間だけでもスマホ等使用する時間を半分にして、学習時間や家族団らんに向けようという取り組みを地道にやっています。成果が完全に上がっているとは言えないが、保・幼・小・中全家庭へチラシを配って家庭の協力も仰いでいっており、とにかく学校の中に地域の住民が入っていって、学校を支えていこうという取り組みをしています。

(参加者)日本一の子育ての町に岡山市がなってほしいと思っており、お父さんと子供の子育て講座など父親もしっかり子育てに参加しようというような活動もしています。世の中でも「イクメン」という言葉もあり、参観日とかでは多少父親も増えてきたかなとは思うのですが、それでもやっぱり少ないし、PTAの活動などはお母さん中心というような状況です。やはり仕事が理由と思いますし、自由に参観日に行けたり育休を取ったり出来ない状態の方が多いと思うので、行政としてもそれを変えてほしい。

(参加者)最近、学校教育ではICT教育を導入していて、情報通信のいろんなものを教育に取り入れていこうとしています。メディアを上手に使って、たとえばタブレットを全教室に置くとか、岡山市が全国に先駆けた取り組みをしていくことで子育て世代が集まってくるんじゃないかと感じます。

(市長)今回、岡山市の入札に参加する企業には、女性の一つのメルクマールをつくって、一定以上の女性が活躍しているようなそういう環境づくりをやった場合には点数を高くして入札でも有利なようにしました。今後、なにをやっていけばどういう社会になっていくかということは是非考えていきたいと思います。
ICTの活用も、多分これから教育大綱を議論するにあたっての大きな検討対象にしていきたいなとは思っております。新たな財源の関係だとかいろいろありますが、一つの手段としては有効な手段たり得るというような気はします。

保育園 児童クラブ

保育園 児童クラブについて話をする様子

(参加者)御南や西学区はとても子供の生まれる数が多いのですが、保育園が決まらない。もうちょっと保育園にスムーズに入れるような企画はないのかなと思っております。

(市長)保育園についてはとにかくやらなきゃいかんところであります。ここは地元の理解と、やっぱり民間の保育園といっても、財源は当然ながら国とか市からも出していくわけなんで、増やしていかないとどうにもならない。女性が働けないような状況じゃ何にもならないから、とにかく保育は重要だと思います。

(参加者)児童クラブについて、特に西学区は子供が増えており児童クラブの子供も増えているが、指導員が入ってこないんです。それはなぜかというと待遇が悪いからであり、いい先生が来てくれないと子供も育っていかないので、是非指導員の待遇を上げていただきたい。

第17回大盛トーク参加者の皆さんとの写真

第17回大盛トーク参加者の皆さんと

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