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第11回市長と大盛トークを実施しました

[2014年11月6日]

ID:2431

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会場の岡山大学附属図書館の写真

会場の岡山大学附属図書館

開催日:平成26年10月8日(水曜日)
開催場所:岡山大学附属図書館
テーマ:岡山市のまちづくりについて

  • 若者のアイデアが生かせるまち
  • 若者が成長できるまち
  • 若者が住みたいまち

市長が地域に出向いて、市民の皆様と直接対話する「市長と大盛トーク」。
第11回は岡山大学学生12名と意見交換しました。

第11回市長と大盛トーク参加者との集合写真

第11回市長と大盛トーク参加者と

参加者の主な発言

参加者の主な発言の様子1

大盛トークの様子

  • スポーツをきっかけに岡山のまちを活性化できないかなと考えています。地域総合研究センターアゴラと奉還町商店街の活性化協議会が一昨年始まりまして、私はそのメンバーで参加しています。商店街の活性化とファジアーノのまちへの発信ということで、イベントをいろいろ企画してやらせていただいています。活動する中で課題意識としてあるのが、例えばファジアーノなど個々のクラブと関わっていくのは限界があるのかなと思いまして、いろんなスポーツがそれぞれに学生と関わっていますが、そのクラブ間同士のつながりができればいいと思います。広島では、トップス広島という組織があり、広島東洋カープやサンフレッチェ広島などいろんなプロスポーツクラブを束ねるような組織があります。岡山でも個々のクラブでやるよりも、チーム岡山という組織をつくって、スポーツというものをもっとまちづくりに生かすという意味で、連携をとれるような音頭を行政にとっていただけないかと思います。
  • 今日、岡山大学と岡山市とのまちづくりに関する地域連携協定書の調印をして協力していくということで、すごく喜ばしいことだと思います。私は大学3年生の頃から、満月バーに関わらせてもらっていて、最初は学生も少なかったんですが、どんどん新しく学生が入ってきてくれて、今、学生代表をしています。今後、岡山市とどのような協力がなされていくのかなと思っています。どんな感じで協力やバックアップをしてもらえるのか教えていただきたいです。今日もこのあと石山公園で満月バーがあります。満月バーは公共の場所を使わせてもらって、岡山市にもすごく協力していただいて、それからどうせやるならオシャレにかっこよく自分たちが来たいような空間やイベントにしたいという思いがあったから、すごくうまくいったんだなと思います。
参加者の主な発言の様子2

大盛トークの様子

  • マダガスカルから来て、岡山大学に留学しています。岡山は本当に住みやすいところだと思います。東京や大阪、京都にも行ったことがありますが、岡山の雰囲気はちょっと違うと思います。岡山に住んでいると性格的に明るくなります。岡山駅の近くにイオンモールができて、その周りの店はどうなるのかなと思っています。小さい商店、家族的な商店、昔からある商店がしまってしまうのは、ちょっとさみしいなと思います。
  • 今、イオンモールから一番近い岡山駅前の商店街で、どうやってイオンモールと共存していくかというのを商店街の人たちと一緒になって考えているんですけども、脅威である反面、そこに人が流れてくる。イオンに流れた人たちをどう動線をつくって、商店街に流れてきてもらうか。イオンとはまた別の取り組みを商店街では行っていて、毎月第2日曜日に子どもの体験型ワークショップを中心としたプロジェクト、例えばウナギのつかみ取りやアロマのワークショップなど、そういうかたちで、イオンと直接ぶつかるんではなくて、そこに来たお客さんをそことは違う魅力で商店街に誘導していこうという取り組みを岡山ではやりつつあるのかなと思います。それはイオンが来たからこそ、商店街も一生懸命考えて、どうやったら自分たちが生き残っていくかというのが生まれてきているので、いい反面、悪い反面、両方あるのかなと思っています。
  • トルコから来ています。岡山に来て1年半です。岡山市に住んでいる海外の方とよくしゃべることがありますが、その中で、市役所で国民健康保険などのいろんな手続きをするときに日本語が不自由で困るというのがあります。手続きの詳細について書いた英語の資料があれば、行く前に準備ができるし、うまくできるんじゃないかと思います。この前、先生と一緒に岡山城と後楽園を回ってみて、ここをもっと人気の観光地にするために何ができるだろうと話し合ったのですが、面白いものがいっぱいありますが英語の説明がないです。海外から一週間だけの観光で来ている人に、日本語の勉強してきてくださいという余裕はないので、ほんの少しでも、どのようなものか、なぜ歴史的価値があるのかを英語で紹介したほうがいいんじゃないかと思います。また、岡山といえば、岡山城と後楽園だけじゃない、小さくても面白いものがいろいろあります。例えば、私は中区原尾島に住んでいますが、たぶん世界で初めてつくられた点字ブロックがあります。こういうものをいろんな人に教える何かがあればいいなと思います。
参加者の主な発言の様子3

大盛トークの様子

  • 県外から岡山大学に来ています。県外の友人が岡山に来たときに、「岡山にどこか観光地ある?」と聞かれるんですけど、後楽園と岡山城以外にあまり出てこなくて、あとは倉敷の美観地区かなってなってしまいます。でも、岡山には本当にお寺がたくさんありますね、曹源寺は禅の体験ができるということで、外国人の旅行客に結構人気です。ほかに滝行を日帰りで体験できるお寺とか、観光スポットになりそうなところはまだまだたくさんあると思うんです。そういったものを整備していただけたらありがたいなと思います。
  • 台湾出身です。私も同じことを感じました。友達が岡山に来たら、岡山城・後楽園で終わりっていう感じになってしまいます。前には台湾からの直行便がありましたが、最近はなくなってしまいました。去年は海外から特に台湾から観光客がいっぱい来ましたが、今年に入ると、どんどん減っています。県には、観光旅行会社向けの補助金制度があると聞きました。先月、岡山と鳥取が協力してアンテナショップがオープンしましたが、それは、日本国内、日本国民に対する発信にすぎないと思いますので、外国人観光客に対して、岡山にはもっといっぱいいいところがあるというのを発信することが大事だと思います。
  • 岡山にはデートスポットがないんです。大学生が遊びに、ちょっとデートしようといっても、どこに行くかなと。レンタカーを借りて牛窓に行ったり、吉備路に行ったり、結構遠出をするのが多いんです。でも遠出をするとお金がいるんで、やっぱり岡山市の近い場所でデートスポットがあったらいいなあと思います。皆さん、いろいろ活動されているんで、その活動場所でもやってもらいたいなあと思います。
  • 岡山は映画館がないなと感じます。岡南まで自転車で行くには遠いです。なので、イオンが来るのはすごくうれしいです。大学生の目線で、自転車で行ける場所でイベントなどがあればいいなと思います。
  • 西川って、非常に惜しいなと思います。デートスポットになりうるポテンシャルが非常にあるのに、もったいないなと思います。若者がどこに行くかと言われると、若者がいる所に、集っている所に行くんです。そう考えたら、若者がアートやオープンカフェなど自分たちの好きなことをやって、若者自身がやれるような空間にできれば、若者が集うってことで、学生も来やすくなるし、変わっていくと思うんです。ただ、学生の欠点は、なかなか自分たちでぽっと社会に入っていけないことで、僕たちの活動もアゴラがあるからできている部分ももちろんあります。逆に、そういう仕組みを、ゼロからイチの部分をつくっていただきさえすれば、自然発生的にいろんなことが生まれてくるというのはあると思います。そこをぜひお願いできれば、若者が入っていくきっかけができるんじゃないかな。デートスポットは西川にということに、学生の噂はすぐ広まりますので、そうなってくれるとうれしいなというふうに思います。
  • 西川に関しては、自分がイベントをするときにどういう手続きをしたらそこを使えるのか、そういうことがわかるように、西川を使うときは、ここにこういうかたちでいつまでにという使うマニュアルが1枚あるだけで、イベントをやりたいという人が増えてきたり、場所を使って何かやる人というのが増えてくるんじゃないかなと感じました。
  • 大学生の意見というのは、観光面で結構貴重だと思います。なぜかというと、大学生は基本的に自転車移動で、岡山に一週間とか短期で来られる国内の旅行は、日本人の旅行者でも海外から来られる人でも、恐らくレンタカーというよりは自転車という選択肢のほうが高いんじゃないかと思います。実際に世界から日本にサイクリングしに来ている人も増えています。普段自転車で活動している学生から見て、ここは面白いというスポットやここはもっとアピールしていけばいいんじゃないかという意見は、貴重な拾う価値がある意見じゃないかなと感じます。
参加者の主な発言の様子4

大盛トークの様子

  • 交流スペースがもっとできたらいいなとすごく思います。岡山大学は、駅の中心部からちょっと離れていて、岡山大学と津島地区の辺りで生活が全部まかなえてしまい、あまり市の中心部に出てくることがなく、ほかの社会人の方とか地域の方とかと交流を持つ機会が少なくなっているんじゃないかと思っています。イベントに使うようなフリースペースであったり、気軽に地域の方や留学生や学生が岡山について色々と語り合えるようなスペースができたらいいのになと思いました。
  • 私は東区に住んでいて、電車に乗って岡山駅までわざわざ出て来ないと中心市街地には来られないという場所なんですけど、イベントがあったら確かに来やすいです。幻想庭園や満月バーは友達の中でも話題になりました。ほかにも内山下小学校を利用したイベントや、そういうのには参加できるんです。私があまり出かけないほうなのかもしれませんが、あまり積極的に岡山市内で遊ぼうかという話にはならなくて、イオンができたら変わるかは分からないんですけど、イオンに行ったついでにそのまま商店街に遊びに行くかといったら、遊びには行かないと思います。求めているものが違うんです。でもこうやって、大学とかでまちづくりのサークルに入ったり、身の周りの人がまちづくりに関わっていたら、知り合いがやっているんだったら行ってみようかと思います。こういうふうに皆さんが活動をいっぱい色んな所でやっているというのは、すごく刺激になるなと思いました。私のイメージとして、表町商店街はあまり元気がないなと感じます。学生があまり行っていないなと。友達も、古着屋とかちょっとしたいいお店はいっぱいあるけど集まっていない、おしゃれな空間という全体のイメージがないから、なかなか行かないと言っていました。いいお店はあるけど、それがどこにあるかわからないという状況もあります。例えば、イベントのときに、こういうおしゃれなお店があるんだなということを知って、イベントが終わっても行こうというふうにならないかなと思います。だから商店街が参加できるようなイベントやアピールできるような場所をつくれば、知ってもらう、来てもらうきっかけになるんじゃないかと思いました。
  • 東京などでは、古着屋通りとか結構カラーがあると思うんです。岡山のお店は点々にはあるけど、ここの商店街はこういう商店街だという色がないように思います。
  • 商店街を盛り上げるのを頑張っている人との話で印象に残っている言葉があります。岡山の観光地とか、いい所とか、行きたいなと思う所はまだ点でしかなくて、点でしかないから、やっぱりイオンができても、回遊性とか言いながら、つながらないんじゃないかなということです。それを線にしていく必要があるなと話し合ったことがあります。例えば、西川ではハレノミーノというイベントがあって、飲み屋さんとか一軒一軒点であるんですけど、それを一つのイベントでまとめてしまって、一軒ずつそのチケットで色々回れますよというふうに、動線にして、見える化して「どう?」っていうようにやっています。若い人とか新しい人も来てねというかたちにすると、知らない人とも知り合えて、いい所があるんだと気付くんです。表町や観光地をそういう線にするような仕掛けを、特に大学生にとって魅力的な線とか図形に見えるような仕掛けを岡山市が先導的にやっていって、学生のアイデアとかもそこへ入っていければ面白いと思います。
  • 岡山市の特徴であり、いいところだなと思うのは、大都市に比べて中規模都市であり、住みやすいところと、中規模都市であるからこそ、独自のお店がいっぱいあるところです。あまり知られていないけどすごくおしゃれなカフェがいっぱいあったり、大企業のチェーンじゃなくて、岡山独自の企業の居酒屋があったりというのがすごくいいと思います。他の都道府県から来た人も、それがすごくいいところだと言っています。先ほどの点と点をつなぐ話にもなると思うんですけど、今は独自性がそれぞれ強すぎて、岡山市の中に埋もれている状態で、知っている人は知っている状態だと思うんで、それをもっとアピールできたり観光資源化できたらいいかなと思っています。
  • 昨年のゼミナールで調査をしたときに、主に西川緑道公園の周辺に住む方々のお話をお聞きするという調査に参加したんです。その方たちは、昔から西川緑道公園の周辺に住んでいらして、それぞれに愛着を持っておられるんですけれども、一方では若者が西川緑道公園で開いているイベントなどをすごく肯定的に評価をされていて、楽しみにされているという部分がありました。私たち若い世代の役割としては、昔から住んでいる方々の思いを知る機会も必要であると考えまして、世代を超えた交流というのも生まれればいいなと思いました。

市長の主な発言

市長の主な発言の様子1

大盛トークの様子

  • 岡山のスポーツクラブ同士がつながり、スポーツを通したまちづくりというご意見は面白いと思います。私は高校まで岡山にいましたが、当時プロスポーツが全くなくて、広島が一体となってカープを応援している姿を見て、うらやましいなと思っていました。そして、今度岡山に帰ってきたら、ファジアーノが頑張っている。私も年間パスポートを買って、もう4回ぐらい見に行きました。皆で「おかやま」と叫びながら、カンコースタジアムが一体となって、点を入れたり、入れそうなときなんてすごいですよね。そういうのに感動しています。やっぱりスポーツというのは人を一つにしますね。
  • 本日の岡山大学と岡山市とのまちづくりに関する地域連携協定によって、岡山大学と岡山市が一緒になって、調査とか勉強とかしていくことが予定されています。私はいろんなことをやってみればいいんじゃないかと思います。満月バーもそうですが、ああいう仕掛けをして、最初のうちは数百人規模しか集まらなかったのが、やっぱりよければどんどんいいスパイラルになっていますよね。そういうことをお互いが提案をし合いながら、具体的に一緒に何をやっていこうというようなことを今後議論する、そういう土台ができたわけです。そういう中で、どんどん提案をしていただき、こっちもできることと、できないことがある。我々が言ったって同じだろうと思います。具体のものを提案して、皆で議論して、場合によっては、岡山大学、岡山市のほかのNPO、そういう人を巻き込んで、仕掛けをしてみるっていうのが私は重要でないかと思います。で、うまくいかなきゃやめればいい。完全にうまくいくっていうのは、世の中なかなか分かってやるっていうのはないですからね。やめる、ぐらいの気持ちで。ただ、色んなリスクがあるから、どこまでリスクヘッジしていくかというのは整理をしとかなくてはいけないけど、あまり逡巡することなく、お互いが提案してやっていけばいいんじゃないかというように思っています。
  • 岡山市の人口70万人ちょっといますよね。やっぱり市役所というのは、その70万人の人たちのこと全部考えてやっていかなきゃいけない。税金をもらっているわけだから、全体の平等感みたいなのがあるわけです。だから、あるところにだけこれだけやるよっていうことはできない。それは、全体を見ながらバランスをとっているというようなことは、我々の制約としてある。ただ、今度はまた大学生は大学生の立場というのがある。NPOはNPOの立場がある。企業は企業の立場がある。いろんなものを混ぜ合わせることによって、結構いいものができるんじゃないかなと思います。
市長の主な発言の様子2

大盛トークの様子

  • イオンについては、もう間違いなく来るわけです。12月5日オープンということになります。新しい出店形態が非常に多い。特に女性たちが楽しみなんじゃないですか。岡山って政令市って言われているけれども、岡山にものを買いに来る、いわゆる商業圏域、この商圏というのは、すごく狭かったんですよ。岡山の赤磐とか瀬戸内とか備前とかは岡山市に買いに来てくれたんだけど、例えば近くの玉野にしろ、総社にしろ、倉敷に行く人が多くて、岡山の本当の一部に限られていた。今回アンケート調査をいろいろやってみたら、姫路の人、米子の人、福山の人、高松の人、もう半分以上、6割以上が岡山に買いに行きたいって言われて、したがってパイが広がっていくことは間違いない。でも、やっぱり努力して、自分の店に来てもらうということがないと、なかなかうまくいかないので、それは店も頑張っておかないと、そして、我々行政もやっぱり頑張らなきゃいかんということで、ももちゃりを整備してみたり、路面電車を駅に接続してみてもいいじゃないかとかね、色んなことを今考えているので、そういうことも我々はサポートができる範囲でサポートしようというように思っています。
  • 後楽園・岡山城については、今色々とやっているんです。岡山城は市の財産、後楽園は県の財産で、今までバラバラで運営していました。後楽園は県のものだから、岡山県の地図はあるんだけど、岡山城がどこかって書いていない。観光客に必ずしも優しくない。私も外国人と同じように日本語分からないと思って、この前後楽園に行ってみると、どっちへ行ったらいいの?ここなあに?といっても分からない。それで、急にはやっぱりお金もかかるんで、どこまでできるかというのもあるんですが、徐々にやっていく中に、英語表記そして中国語や韓国語表記もやっていきたいというように思います。
  • 今日は、私は皆さんと世代を超えた交流ができました。

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