市民の皆さまへ　岡山市長メッセージ　令和2年11月25日

全国で新型コロナウイルス感染症が拡大している中、岡山市においても、11月に入り新規感染者が急速に増加しています。これまでの感染者の合計は268人で、約半数の感染者が11月に発生しています。

11月からの感染拡大の傾向としては、以下のことがあげられます。

• 家族間や職場での感染が相当数見られることに加え、感染経路不明が増加しています。
• 感染経路不明の中には、断定はできませんが、会食時の感染が疑われるケースも多数見受けられます。
• 年代別で見るとこれまでの中心であった20歳代30歳代に加え、40歳から50歳代の中高年層へも感染が広がっています。これが、高齢者に広がっていけば重症化率も上がることが懸念されます。

こうしたことから、あらゆる場面、あらゆる年代で感染が拡大している恐れがあり、感染防止に向けて一層注意が必要になっています。

市民の皆さんには、これから本格的な冬を迎えるにあたり、これまでよりも感染防止に対するギアを上げて感染への警戒を高めていただきたいと考えています。
自分自身や大切な人を感染から守るためにも、一人ひとりが今一度、3密の回避、マスクの着用、手洗いなどの基本的な感染対策を徹底し、日常生活を過ごしていただきますようお願いします。
特に飲酒を伴う懇親会など感染リスクが高まる「5つの場面」では注意し、感染リスクを下げる工夫をしっかりと行ってください。

●感染リスクが高まる「5つの場面」

1.  飲酒を伴う懇親会等
2. 大人数や長時間におよぶ飲食
3. マスクなしでの会話
4. 狭い空間での共同生活
5. 居場所の切り替わり
   

岡山市では、今後とも感染拡大防止に軸足を置きながら、社会経済活動との両立に必要な対策を講じてまいります。

ともにこの難局を乗り越えていきましょう。

令和2年11月25日
岡山市長　　大森雅夫

• 新型コロナウイルスの岡山市内における感染者の最新の動向