市民の皆さまへ　岡山市長メッセージ　令和2年9月30日

　岡山市では7月初旬から8月中旬にかけて新規感染者の発生が続いていましたが、それ以降、現在までの新規感染者は概ね低く抑えられています。
　新型コロナウイルスと向き合って半年が過ぎ、このウイルスに関する知見も確立されつつあります。現在の感染状況からみれば、市民の皆様には、感染対策を徹底していただいたうえで、過度に恐れて家に閉じこもることなく、普段に近い生活をしていただければと思います。この感染症について正しい知識を持ち、正しく恐れて、3密の回避、大声を出さない、室内でのマスク着用、換気の徹底など、基本的な感染予防策の実施を徹底して、社会経済活動を続けていただくことが重要であると考えています。

　岡山市では、PCR検査の体制拡充に努めており、現在、市内約150の医療機関で検査が可能となっています。市民の皆様は不調を感じた際には、最寄りの医療機関や新型コロナウイルス受診相談センターに相談をしてください。
　特に、医療や介護、教育、保育施設等の管理者におかれては、施設内での集団感染の防止の観点から、職員の皆様に対し、少しでも不調を感じた際には、最寄りの医療機関を積極的に受診の上、医師にPCR検査の要否を判断してもらうように働きかけていただきたいと思います。

　岡山市では、引き続き、感染状況を注視し、専門家の意見も聞きながら感染拡大防止を基本としつつ、市民の皆様が安心して社会経済活動ができるまちを目指してまいります。
　
　ともにこの難局を乗り越えていきましょう。

令和2年9月30日
岡山市長　大森雅夫